「さ~けは、の~めのめ 呑むな~ら~ば~、
日ノ本一の こ~の槍~を~」

いやあ~ 今日は暑かったです。博多は30度を超えました。(笑)


出番終了後 今日は久しぶり、と云うより 今月初めて
福岡の天神より西へ足を運びました。

いや 自転車で行ったので足ではないかも・・?(笑)


六月博多座大歌舞伎公演ももうあと少し、今月 わりと近場での行動が
多かったのですが 今日はお天気も良く 運動がてら福岡城跡へ

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お堀には一面の蓮の葉が・・・。

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その中で 何輪かは花が咲いておりました。綺麗でしたね。

福岡城は別名「舞鶴城」初代福岡藩主は大河ドラマ
『軍師官兵衛』でも有名な黒田長政。

そこで冒頭の唄「黒田武士(節)」の登場です。

皆さまもこの唄は、よくご存じだと思うのですが、この唄の経緯
ご存知でしょうか?



京都市伏見区にある御香宮神社前にある黒田節誕生の地の立て札に、
この経緯が書かれてございます。

「伏見の桃山の地にあった戦国大名、福島正則での酒宴に、
黒田家の家臣 母里太兵衛(もり たへい)が招かれた時の事、
大きな鉢を杯に見立て「これで酒を」と勧めたところ、
あまりの大きさに太兵衛は断った。

しかし飲めば望みの品を与えると強いたため、太兵衛は
座上に架かった槍を見て「あれを頂けるのなら」と答えた。

その槍は正則が豊臣秀吉から賜った秘蔵の品。
正則は酔った勢いで承知したところ 太兵衛は大杯に注がれた酒を
見事飲み干し、槍を持ち帰った。

後悔した正則は、返して欲しいと何度も使いを出したが、
太兵衛はついに返さなかったと云う。

この名槍「日本号」は別名「呑み取りの槍」と言われ
現在も福岡市博物館に収められている。」・・・と


福島正則は、酒に酔った勢いとはいえ 醒めてから
ずいぶん後悔したでしょうね。(笑)

でも逸話として その経緯が唄に残る事になったのは怪我の功名でした。 


やはり九州、博多っ子は酒が強い訳ですね。(笑)

そんな事を感じながら 福岡城跡を天守台まで登ってみました。

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残念ながら天守閣は存在せず、祈念櫓と云う物見台が存在するくらい

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そして天守閣があったであろう場所は 展望台になっております。

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江戸時代には360度 城下町が見渡せたでしょうね。 

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遠くにはソフトバンク・ホークスのヤフオク・ドームも見えます。


私、以前にも福岡城跡へは来た事がございますが、
それはブログを開設する前の事でしたでしょうか?

久方ぶりの遠出でしたが、天守台まで登りますと 
さすがに暑さでバテまして 夕方にはマンションへ帰って参りました。

どうも最近 体力が無くなった事をひしひしと感じておりますが、
今日は良い運動になりました。 


今日のお酒は いつも以上に美味しいです。