今日は午前11時から、『伊達の十役』宙乗り安全祈願修祓式があり 
その後 仁木弾正の宙乗りテスト。

1時から魚屋宗五郎 俊寛 伊達の十役とお稽古が続きました。

私も早い時間に楽屋へ行き ひと月使う楽屋の化粧前つくり。

一昨日まで使っていた カラー・ペイントや絵筆をしまい
代わりに 古典のお化粧道具を揃えました。(笑)


2月以来の博多座、再び同じ楽屋で 化粧前の場所も同じところ。

これはこれで、不思議な感じが致します。


新幸四郎さんは付け立ての今日のお稽古から お稽古場で、
衣裳かつらをつけての早変わりの段取りを押さえて行きながらの
お稽古。


『伊達の十役』のお稽古が始まって 聞き覚えのある黒御簾音楽の
おもだか音頭が流れますと 懐かしささえ感じます。


おもだか音頭 曲はそのままなのですが、唄の詩が高麗屋の詩に
書き換えられており 当たり前なのですがこれも面白いですね。(笑)

場面の箇所箇所に 色んな思い出があり 後日、ゆっくり
解説させて頂きたいと思います。


それにしても『伊達の十役』 高麗屋さんの襲名披露狂言とは云え 
あまりにも豪華な顔ぶれ。

猿翁旦那の時も、これだけの顔ぶれはなかったかも知れません(笑)


『伊達の十役』では私 今までは早変わりの関係者でしたが、
今回はそう云った意味では責任のない出番、外からゆっくり
この狂言を見られそうです。(笑)