先日来、コメントに頂きました番組。

昨日は 再放送のお知らせもさせて頂きましたが、
昨日のブログのアップ後に私も実際に録画を見ました。


2000年(平成12年)2月 国立劇場で上演されました『水天宮利生深川』
(通称 筆屋幸兵衛)先代猿之助、現猿翁旦那の自主公演であります
「春秋会」での、わずか5日間の公演でした。

映像といたしましては、当時もNHKでの放送があり 
VHSでは持って居ると思いますが そうそう見直すことの
ない作品のひとつでした。


明治150年。

今年はそんな年だそうですね。
そのかかわりで10分弱の映像。

懐かしくもあり、わずか5日の公演と云う事もあり
「あれ?わたし何の役だったかしら?」ともあり。


ワクワク半分、ドキドキ半分で 録画を見ました。


まあ、舞台が「明治」でありますので 普段みなれたかつらではなく、
散切り頭であります。ですがまだ髷を結った頭の人もいる!(笑)

和服の人もいれば 洋服の人もいる、と云った ごちゃ混ぜ感の明治の時代背景。


上演時から18年の年月が経っておりますので、それぞれ若い!
そして 見慣れていない頭ですので、一瞬誰だかわからない!



ですが、この舞台に出ております人間、
今現在も同じ舞台に立っている人のなんと多い事か!!!(笑)

たかが18年、されど18年。

浮き沈みの世の中とは申しませんが どうしてもこの歌舞伎の世界から
居なくなる人もおります。

残念ながら、亡くなってしまった人もおります。

それは月日の流れ、世の常ですので仕方ないのですが
今日見たこの映像 何と、今も同じ顔がいることか!(笑)


映像を見ながら 映っている人を一人ずつ
「あ! ○○さん」「あれ ○○さんか?」と上げて行く楽しさ。


あの頃の若手も今ではもう中堅。

18年前の懐かしい映像で 是非とも若い頃のみんなを
見つけてはみては如何でしょうか??

本当に思っていた以上に 現在のワンピースの舞台に立って居る
多くの人の姿を見つける事ができると思いますよ。



本来なら全編の放送を見たいところですが お芝居中継を見るのが
本意ではないこの番組で、思いの他に長い 
およそ10分くらいの放送は仕方ありませんね。


こちらの番組、明日16日に再放送がございます。
午後0時から。

是非とも、番組表でお確かめの上、録画ください。


今もワンピースで活躍している役者さん、たくさん見つけられますよ。(笑)

★ 追記

ブログ上で公演日数5日間と表記しましたが、当時の春秋会の筋書きを
お持ちの方のコメントに 2000年2月の13~20日までとの
コメントがございました。

そうしますと8日間かも知れません 私の記憶が定かでないので、
もし公演日数が違っておりましたら 訂正 お詫び申し上げます。