今日もホテルへ帰って来たのは8時半を回っておりました。

それから近くのスーパーへ買い出しに行き 風呂に入って
夕飯となりましたのは 9時を回っておりました。

まだまだ博多の美味しいものにはありつけず、お稽古が終わると
まっすぐホテルへ 帰る日が続いております。


まだホテルでの生活パターンが出来上がっていないために、
いちいち段取りが大変です。 

いつもは楽につなぐDVDレコーダーを接続しても なぜか?動いてくれません 

くたびれている時はどこがどう違うのか? 配線を考えるだけで四苦八苦!(笑)
リモコンが動かない! 反応しない? なんで・・・?を 
繰り返している自分が なんか情けなくなってきます!


ちょいとやめて、ビールを一口。 
気持ちを切り替えるとすぐにわかる解決策が
イライラしていると 本当にわからないから不思議です(笑)



今日も朝からお稽古が続き 時間がないので総ざらいは今日明日と舞台で行われます。

4時半には顔寄せが博多座のお稽古場でありました。

その顔寄せで、博多座劇場の関係者が大きく変わっていたのには驚きました。(笑)


でも当たり前ですよね。会社などのそう云った役職は何年か事に変わって当たり前、

私たち役者の仲間の顔ぶれが変わらない方がおかしいのですが、
今日の松也さんの渡海屋、大物浦の平知盛を見ていて、こんな風に思いました。

知盛 すごく若いなあ~!と。

いや、私の知っている猿翁旦那や、仁左衛門さん 吉右衛門さんあたりの年齢も
確かに今の松也さん位でしたが、私の年齢がその時に比べて ずいぶん
上がって来ている と云う事でしょうね。(笑)


その昔、二代目松緑さんや初代白鸚さんが知盛を得意とされていた時
猿翁旦那(三代目猿之助)は若手過ぎて 知盛などは酷評でした。

でもその猿翁旦那の知盛を私たちは、最盛期で目の当たりに見ていたのです。


時代は変わり 私から見ると知盛が若いと思いましたが、先人たちも
このように見ていたのだなあ~ と 改めて今の年に思いました。

お染の七役の七之助さんも 磯異人館の橋之助さんも 玉三郎さんや
勘三郎さんから見ると どんどん若返っております。

その分 同じ舞台に立たせて頂いて 私も若返ろう~っと!(笑)