12月大歌舞伎『実盛物語』今日は13日!

幕切れで私 矢走の仁惣太が物陰から登場して

「聞いた聞いた! 駒王丸を北国へ送る段々 
 この事 六波羅へ注進する! 待っておれ!」

と 金に目がくらみ花道を入ろうとしますと 実盛の投げた小柄で
首筋を撃たれ あえなく命を落としてしまいます。

そして藪畳の陰で倒れております。


その後 実盛に呼ばれた近習と ご乗馬が花道から出て参ります。

今日はどう云う訳か? 馬がコースを間違えまして 藪畳の奥に入るはずが、
藪畳に沿って入って参りました。私は驚きましたが死んでいる手前 
動く訳には参りませんし 声を出す訳にも参りません


まず、後ろ足に思い切り踏まれ ご丁寧に前足にも踏まれ
「痛い!痛い!」と 心の中で叫んで居りました。(笑)


馬の脚の人も 踏んだとわかっていてもどうする事もできず、
焦ったと思います。


馬の脚は、前足は前しか見えず 後足は腰をかがめていますので 
下しか見えません

さらに馬は後ろ向きに入って来ますので、おそらく感覚が
つかめていなかったのだと思います。

最近 入り方が近いなあ~と 心配していたのですが・・・。(笑)


馬丁(ばてい 馬の口縄取り)の人もうまく誘導できず 終わってから
3人に平謝りされましたが、もうえらい災難でした。(笑)


これで今年の厄払いをしたと持ったのですが、さらにしんどい事が・・・(笑)


帰りにうちの近所の取引のない某銀行で 新しい口座を作ろうと思って、
新規口座をお願いしたら、なんとその銀行の合併前の銀行に
私の口座が残っており 聞いてびっくり! 


口座を作っていた事すら 覚えているような?いないような?
それくらい 昔の事です。


さらにその旧口座にお小遣いになるほどのある程度の金額が 
残されておりました。(笑)

お陰で新規のつもりが 旧口座の復活で住所変更 印鑑登録変更 通帳再発行 
カード再発行で 思いがけなく2時間以上かかり 手続きにくたびれました。(笑)


もう15年以上も使っていなかった口座が復活したのはありがたいですが、
今月みたいな時間のある時でないと できない作業でした。

馬の脚に踏まれ 痛い思いをした上に 銀行騒動で帰宅は夕方になり 
今日13日はえらい災難の日になりました。


ですが思いがけないお小遣いに 1回分の外食位のお金が帰って来たのは 
良しとしましょうか?(笑)

そんな今日の1日でした。