「う~ん ちょっと待ってくださ~い。」

今日のブログ、このタイトルを見て、ニヤッとされた方は、
相当 テレビの推理ドラマを見て居られ、かなりの通でいらっしゃる!(笑)


はい、今日もネタバレもりもりですので、未見の方はここで、ちょっと待って下さ~い。
充分に ご注意の上、以降をどうぞ。





10数年前に大人気を博しました刑事ドラマ『古畑任三郎』の
名セリフ 名場面ですよね。

今回『歌舞伎座捕物帳』の舞台上の推理で、この仕草を使い
大いに笑わしてくれているのが われらの猿弥さん(笑)

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奉行所の同心役でその名も、古原仁三郎(笑)

彼が物まねで、この言葉を発するとかなりのお客様の反応がございます。
よくご存じでおられると云う事でしょうか?


ひとつひとつを笑いにつなげるのが天才的な、猿弥さんですね(笑)


その腕前は『桜の森の満開の下』でも いかんなく発揮されており
演出の野田秀樹さんも 稽古中に思わず吹き出す始末。

捕物帳での猿弥さんのお役は、先の古畑任三郎を捩っておりますが、
この他にも、例えば片岡亀蔵さんの同じ同心役の名前は、
戸板雅楽(といたがらく)


こちらの名前にも ピンと来られる方は さすがです。


この名前は、劇評論家でもあり 劇作家でもあった戸板康二さんが
歌舞伎の世界を舞台に書かれた探偵小説、中村雅楽シリーズを捩っております。


架空の歌舞伎役者でもあり、名探偵でもあるこの中村雅楽のお役は
テレビでシリーズ化され、先代中村勘三郎さんが演じて居られました。


また、七之助さんの来栖寺の羽笠女医は、テレビの人気番組 監察医シリーズから
名前はサスペンス小説の第1人者、アガサ・クリスティを捩っております。


みなさまはどのくらいこの名前のパロディ お分りでしたでしょうか?(笑)

いろいろな所に 色々なものが隠されております。