今月は歌舞伎座への通勤と、出番の間でのお稽古場往復とで
地下鉄通勤電車に乗る事が多く、お蔭で車内での読書は欠かせません(笑)

佐伯泰英さんの時代小説もさりながら、最近はどうも『半沢直樹』
『下町ロケット』以来 池井戸潤さんの作品にもはまっております。(笑)


過日、読売新聞で掲載していた『花咲舞が黙ってない』の原作であるとか、
『七つの会議』も面白かったですね。


昨日、WOWOWで無料放送しておりました『アキラとあきら』も
原作を読み終えた処でした。

せっかく第1話は無料だから見てみようか?と 先に読み終えた家人と 
一緒に見て居りましたが、やはり面白く 第2話からは
有料になるけど どうしようか? と、まだ結論が出て居りません(笑)

WOWOWもうまい手を使うなあ~と(笑)


現在、通勤時間にはおなじく 池井戸潤さんの『空飛ぶタイヤ』を
読み始めたところです。

これも面白くてワクワクしますね(笑)


池井戸さんの作品は かゆい所へ手が届くような感じで、
描写も分かりやすく 主人公が虐げられても後半、スカッと胸のすくような 
そんな作品が多いですね。


企業形態や経営学などは、私 よく分かりません・・・というより
全く分かりませんが 作品を読んでいると 最近のYahooニュースの
企業が関連するタイトルに 目が行くようになりました。(笑)


○○の会社がホテル経営進出だとか、○○のマーケティング戦略、
○○が上場廃止などと 今までの私には無縁の言葉が とても身近に
感じられるようなって来たのには自分でも 驚いております。

と云って何が分かったの?と云われると 困るのですが・・・(笑)

少なくとも 今まででしたら 見出しを読むだけか、見出しすら目に留まらなかった
そんなニュースを 読んでしまうくらいの 変化はありました。

とにかく、見流していたもの、聞き流していたものが こんなにも身近で
面白い世界なのか?と云う事を 白示してくれましたね。(笑)



これは、歌舞伎の世界を 全く知らない方が 誰かの解説により
歌舞伎とは こんなにも面白いものだったのか?と云う事にも
匹敵すると思います。


私は、歌舞伎側の人間ですが、他の事は知らなくてもいいや、
などと前は思っておりましたが  そう思うのではなく知らない世界を 
これほど面白く紹介してくれたか、と・・・。 


別に会社を経営する訳でも 株取引をする訳でもありませんが
自分の世界に閉じこもるのではなく 興味ある世界をどんどん 
広げて行ってみたいですね。



この二輪草紙も お一人でもお二人でも そういった風に
歌舞伎を面白い世界だと 思って頂けるようになりましたら
こんなうれしい事は ございません。


どの世界も とっかかりと 広がるきっかけ、そしてその手引き。
それを得られたら、世界はどんどん広がります。


そんな事を考えるようになった今月の通勤時間です(笑)