12月歌舞伎座公演。余すところ後、1週間となりました。
『寺子屋』の爺でのお迎えも、あと7回。

家人からは、仕事で歌舞伎座に行くと云うよりも 
姪っ子の保育園へ お迎えに行くみたいに
「そろそろ、お迎えの時間よ!」と、云われて 
うちを送り出されております。(笑)


私には、孫は居りませんので舞台でも 姪っ子を思い浮かべながら
お芝居をさせて頂いております。

実際に孫がいたらこんなに、可愛いものなのでしょうね。


今日の写真は『寺子屋』でのかわいい孫との写真です。

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写真のお子さんは坂東亀三郎さんのお子さんで、
3才の ゆうたくん 可愛いお子さんです。

ちょうど姪っ子と同じ年になりますね。


それにひきかえ 爺役の私、今月はなかなか写真アップの
決断がつきませんでしたね(笑)

でも、だんだん白髪の親父が似合って参りました(笑)


初日から数日、しわを描いていたのですが、同じお迎えの百姓の一人から

「猿三郎さん、しわ描かなくても あるから! 無駄な努力!
 いつまでも、若いと思っているのは本人だけ!」

と云われて やめました。(笑)
しわ描かなくても おかしくないですね(笑)


孫役の「いわま」は、出演日程変則のダブルキャストです。
本来は舞台の出の前に確認すればよいのですが、時々忘れてしまい 
舞台奥から出てきた時、「あれ? 今日はこの子だったっけ?」と 
びっくりする事も 数日ございました(笑)

『寺子屋』の場面では、間違えられて首を切られはしないかと、
ハラハラする親爺ですが、個人的には楽しいお迎えに行っております。(笑)

お迎えもあと数日、半分ずつの残された日数、
子役さんとのわずかな触れ合いを楽しんでおります。