この2日間 時間を自由に使えるのはありがたかったです。
まして土日ですからなおさらです。お休みさまさまです(笑)

今日は近場の商店街のイベントから、あるものを買いに池袋へ出ました。
すっかり予定のない1日を過ごさせてもらいました。


話は変わります(笑)

一昨日の千穐楽の日、早めに銀座へ出ましたので、
歌舞伎座の楽屋入りの前に ちょっと気になる催しのある所へ参りました。


私の若いころからの銀座の象徴 ソニータワー。

今までここを訪れたのは、数え切れませんね(笑)
時間つぶしだったり、興味のある催しが有って行ってみたり。

それが来年の春には取り壊され 新しい建物になるとか・・・。
銀座の象徴がまたひとつ無くなって行くのか?と思うと本当に寂しいです。


そんな中ですが、現在催されているイベントは、ソニーが開発した
初期からの電気製品が目白押し。

これは見に行かねばと 足を運んだわけです。


トランジスタラジオから始まり、とても懐かしオープンリール・テープレコーダー

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私の父もこの系統の テープレコーダー お稽古用に持っていたものです。

その当時、お稽古の最中 よくテープが切れてしまいました。
必然的に お稽古も途切れてしまうわけなのですが、
その テープをつなぎ合わせる為の時間が どこまで続くかわからないお稽古の
突発的な 休み時間で ホッとしたひと時でした(笑)

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それから、ステレオの時代のカセットデッキ

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このカセットになると テープが切れる事がなくなり 恨みました。(笑)
貴重な休憩タイムが・・・(笑)



このカセットの種類なども たくさん展示してありました。

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ここに展示されております 赤や黄色のカットテープ 未だに持っております。
その当時の歌舞伎の俳優さんたちの録音したものなどは 
今では貴重品ですね。

その中には歌舞伎座での六代目歌右衛門さん 二代目松緑さんの
『茨木』などもございます。


家庭用ビデオがまだそんなに普及していない時代は 
音声だけでも貴重なものでした。

そして、カセットテープの使い方を画期的に変えた初期型ウォークマン

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私も持っておりました。音楽再生専用の持ち歩き用なんて・・・
と 思いましたが、音楽とともにお稽古用に電車の中で聞くのには
最適なものでした。


そして家庭用ビデオの登場! ベータマックス!

私はVHS派でしたので、ソニーのビデオ器は持っておりませんでしたが(笑)


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それから、音楽部門でステレオやミニコンポ時代になり ラジオやテレビが
ミニ化されて、カセットと一緒になった 一体型コンポ 

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この別称ジャッカルも、自分の部屋で見られるテレビとして 飛びつきました(笑)
小さい画面は白黒なのにね・・(笑)うれしかったものです。 


またワンランク上のFMや短波放送なども入るステレオラジオ!

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これらの製品を見ていると飽きる事がなく あっと云う間に時間がたってしまいました。


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画期的に小さくなったオープンリール・デンスケ。
外で自然の音を録音すると云う今まででは考えられなかった器械!

さらに それがカセットになったデッキ。

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自作の8mm映画を作るための録音機材 カセットデンスケと呼ばれた
最高質音声のテープレコーダーです。
 
左側のデッキは持っておりました。


また今でも使っているカセットレコーダー。
ウォークマン・プロフェッショナル。

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この製品 もう34年前のものですか?(驚き・・・)
私にとっては 未だに現役です・・・笑


これらの製品を見ていると あっと云う間に時間が過ぎてしまいました。

思えばアルバイトをしながら また、安給料の時によくぞこれだけの
製品を購入していたものだと 改めて感じました(笑)


あえて録音の部分と再生の部分を 分けておりますので 
時系列には書いておりませんが 皆様はどのあたりから ご存知でしょうか。

今の若い方には ウォークマン自体も知らないでしょうね。
音楽や画像は、ハードに直接録画する形式が主流になって参りましたのは
ほんの最近なのですが 一気に世の中を席巻いたしました。

もう、デッキとテープなんて 昔々の話ですね。
でも、こっちの方が デッキが壊れても テープが有ったら何とでもなりますし、
テープも複製で一本ダメになっても 何とかなりました。

アナログにはアナログの良さも 楽しさもあったのですよね。

私は今は一応持ち歩きには ハードのレコーダーを使っておりますが、
実際に歌舞伎教室などで使う音源に関しましてはどこのどんな機器があるかわからないので 
必ずカセットテープや MD(これも死語ですね)を持って行っております。

時代の変化は急激です。

そのあたり、いろいろと考えさせられる 展示でした。


このイベント 来年の2月くらいまで催されているみたいです。
ご興味のある方は一度 覗かれて見ては如何でしょうか?