今朝、家人の父母 妹夫婦と札幌で別れました。 
他のみんなは、新千歳空港へ出て 関西空港へ向かい 
一路 帰阪の途につきました。


で、私と家人は 一足早く9時半発 札幌から特急、北斗8号に
乗車しまして 現在は函館に来ております。
ここからは二人旅です。

なんだか○○○警部サスペンスみたいですね(笑)


札幌から函館までJR北海道の特急でおよそ4時間。
それから申しますと、最近 開通致しました北海道新幹線で
新函館北斗から東京まで およそ4時間。

かなり距離が違う気もしますが、いかに新幹線が速いか(笑)
そして、それだけ走っても まだ札幌ー函館の距離という
北海道 恐るべし!

もっとも、札幌から函館までは東室蘭経由で 海岸線を
逆S字型に走っておりますので、直線で走れば2時間でしょうか?

でもそれですと、山の中 海の上を走る事になり 建設経費が
かなりかかる事でしょうね(笑)

普段は、2時間半の東京大阪間の新幹線移動も
時間的にはつらいですが(慣れているから 飽きているのですが)
この4時間は新鮮な風景とともに あっという間に過ぎました。


私 函館は12年前に続いて2度目ですが、12年前の巡業公演は
苦い思い出ばかりでした。

2004年2月24日札幌で千穐楽を迎える前日の23日、
22日の八戸の公演を終えて 悠々、移動だけの休日日でした。

演目は猿翁旦那の『一條大蔵譚』でしたが、雪の山形 青森を終えて
やっと明日は千穐楽という前日 北海道全域を襲った爆弾低気圧に出会い 
八戸から空路で札幌まで移動の猿翁旦那も電車移動を余儀なくされ
朝、函館まで来たのは良かったのですが、ここでもJR北海道、
ほぼ全線で運航休止。

函館で4時間 足止めを食らい さらに急きょ事務所が手配した
観光バス4台に分乗して猛吹雪の中を4時間 峠越えで突っ走りました。

やっと札幌に着いたときは 夜の10時をゆうに回っておりました。

翌日の札幌公演は、うそのような晴天になり なんとか難を逃れましたが、
前年11月に脳梗塞を患われ わずか3か月で舞台復帰の
病み上がりの猿翁旦那。

この8時間の移動はお芝居以上に 体力的に 大変きつかったと思います。


そんな複雑な思い出しかなかった函館ですが、
今日はお天気にも恵まれ 函館到着後は 駅前でまず、塩ラーメンで昼食 
そして予定通り五稜郭へ参りました。

五稜郭タワーからの眺めは抜群で 

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函館市内も 函館山からパノラマで絶景!

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五稜郭内には箱館奉行所も最近 復元されたばかり・・。

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五稜郭からは市電で、十字街と云う所まで来まして 
本日のお宿は 函館山に登る中腹にあるペンション

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(すべては写しきれません。そのくらいの盛りだくさん)

お料理も抜群!

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ここからの眺めも抜群でした! 


函館山の頂上からの100万ドルの夜景という訳には参りませんが
夕食を頂きながらの夜景は 70万ドルくらいの値打ちはあるのでは
ないでしょうか?(笑)

来るまでは、夕食後に函館山に登ろうかと思っておりましたが
満足してしまいました。

今も、夜景の見える部屋の大きな窓の前で ブログを書いております。

さあ函館から明日は?(笑)