『ワンピース』大阪松竹座公演も、本日夜の部の千穐楽を迎えました。

明日は終演後に東京に帰りますので、大阪の地より送らせて頂くブログは
本日が最終日です。

大阪は大阪の『ワンピース』として、色々書かせて頂きましたが、
皆様 楽しんで下さいましたでしょうか?

まだ、すべてを書かせて頂いた訳ではありませんが 残っている分は
博多座の公演に回したいと思います。(笑)

さあ、博多座の『ワンピース』は、どのような事になるのでしょうね?(笑)
私たちも楽しみですし、九州の方にはどのように映りますでしょうか?


博多座は、松竹と云う会社が関係している中では 一番大きな劇場。

そして何より 猿翁旦那が「スーパー歌舞伎座」と 名付けたほど
スーパー歌舞伎には適した劇場です。

そこでの『ワンピース』は本当に楽しみです。


松竹座と博多座 このスペースの違いを2ヶ月にわたって
同じ演目で続けたことが かってありましたでしょうか?

調べました処 私が二代目 市川 猿三郎を襲名させて頂いた年、
2008年(平成20年)3月新橋演舞場、4月博多座、5月松竹座、
6月中日劇場の 右近さん 段治郎さんダブルキャストの『ヤマトタケル』の
その時に逆バージョンは、ございました。

スーパー歌舞伎としての、博多座公演もそれ以来ですね(笑)


しかし、松竹座の小ささ狭さは、別の意味で親近感があったり、
本水の立ち回りなどの迫力は 他の劇場より臨場感があったと思います。

その他にも、役者同士の親密度が高いのも 松竹座ならでは。

そのひとつが、舞台裏。舞台の上下(かみ・しも)に行くのも
みんな 舞台裏を通らないと 違うところへ行けません

従いまして、こんな行動範囲となってしまいます。


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大監獄インペルダウンの舞台裏で ルフィ ボン・クレーと
4人の大悪党がご対面!(笑)

今日は、猿之助さんルフィ 巳之助さんボン・クレーにも
ご登場 頂きました。(笑)

新橋演舞場の時には、私たち4人の大悪党は奈落から、
セリ上がりで舞台に登場致しておりましたので 
ルフィやボン・クレーと 舞台裏で出会う事がありません

おそらく、博多座でもスタンバイの場所が違うかも?

ですからこの6人が出会いますのは、この松竹座だけだと思います。

今日の写真は明日の千穐楽にちなんで、ルフィ ボン・クレーと
大悪党大集合でした。(笑)