昨日は、出番の場面の関係で 私は一日のお休みでした。

ゆっくりと 自宅にあります「ワンピース」を読みつつ、人物が出てきます度に
データファイル本?でしょうか?? 実はずいぶん前に 間違えて買ってしまいましたモノのうち
”BLUE”と”BLUE DEEP”なる 人物事典のようなものを 横におきまして、
色々と 勉強?しつつの 一日でした。(笑)

昨日実は、ゴミ捨て以外には 一歩も自宅から出ない一日を 過ごしておりました。


さて、そんな一日を過ごした後の今日・・・

さぞかし 濃密なお稽古が、と思われたことでしょう(笑)


ところが ところが、そうは行きませんのが お稽古の不思議なところ。

ここの所、雨の日が続いております。しかも 台風が二つも発生いたしまして 今日明日明後日、
しばらくは お天気の方も期待できない模様。

スタジオでのお稽古ですので、通勤以外は お天気は関係ないと思われます?

実はそうではないのです。


本来でしたら、スタジオ内でのお稽古と同時進行いたしまして 屋外で作られておりますはずの
立ち回りの部分が ここ最近の天候のために 全く進んでおりません。

そろそろ立ち回りの部分が 出来ておりませんと、全体の流れが作ることが出来ません。
今日一日は スタジオ全体を立ち回りの集中稽古に使うことになりました。


・・・そろそろ 皆様 予想もついてきたことではないでしょうか???(笑)

・・・笑・・・

昨日夜に 会社から急きょ連絡を頂きまして 本日の主要人物のお稽古お休みです。
私、二連休(笑)


さて、昨日は わかっていたお休みで家にこもった一日でしたので なんのことはありませんが
今日は お稽古に行くつもりのお休み こもっておりましたら 煮詰まってしまいます。

こんな時は ちょっと気分転換に 外に出て、全く違うことをいたしますのも ひとつの手です。


雨ですし、それ程遠出をするつもりもございませんでしたので、ちょっと有楽町まで映画を観に。

何を見ようかなあと思っておりまして、最初は別のモノを見るつもりだったのですが、
ネットで見ておりましたら もう一つの作品が どうも気になりまして、
そちらを見ることに致しました。



見ました映画は『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』

これ以降はちょっと 内容や感想も書かせて頂きますので、もしみられる予定がございます方は、
読むのをご注意くださいね。

本当に書きますので(笑)



あまり期待せずに 時間つぶし、気分転換とも云える映画鑑賞。 
これが思いがけなく 楽しい映画でした。


内容はテロリストに襲われた大統領専用機 エア・フォース・ワン 

北欧のフィンランド上空で撃墜され 大統領は北欧の森の上空でジャンボ機より 脱出しますが 
テロリストたちに追われます。 

その大統領を助けるのは この森で男になるための狩猟人の儀式を行っていて
ただ一人森の中をさまよっていた たよりない13歳の少年。

テロリストたちはヘリコプターやマシンガンなど 多数の武器を持ち 
思いがけず大統領を守る事になってしまった少年の武器と云えば全然 引けない弓矢があるだけ・・・。 

正直 この少年が森の中を大統領を守りながら 知略を持ってテロリストたちを倒していくのか・・・?!
と 期待 想像しておりましたが あにはからんや なんの力もありません

もっとも少年が テロリストたちを殺してしまったら それは犯罪にはなっても 
映画としては収まりがつきませんよね。

それがうまい具合に テロリストたちが減っていくのです。(笑) 
このへんは歌舞伎と同じご都合主義!


そしてアメリカ大統領が 人一倍まぬけで弱く 「え? アメリカ大統領 こんなに弱くていいの?」
的な存在。



今までの映画に登場するアメリカ大統領は 『インディ・ペンデンス・デイ』しかり
『エア・フォース・ワン』しかり 格好良くて強くて 憧れの大統領ですが、
この映画のアメリカ大統領、こんなんでいいの? アメリカ人 怒らない? 
と 思いましたら フィンランド映画でした(笑)

ですが、力のない少年と大統領 この二人が 最後は男となるのが とても面白かったです。


最後に 大統領側近のボディ・ガードもテロリストの一人で ある事で空中にいるその少年は 
大統領を守るために ヘリからマシンガンで狙うその男と 相対するのですが、
いつもは引けない彼の弓から放たれた矢は 一直線に 男の胸元へ走り男に届きます。 

映画を観ている私は やった!! さすが男になった!と思った瞬間 


届いた矢は・・・

ですが、そのあと・・・


さすがにこの後は 書かないことにしましょう。



あくまでも少年を殺人犯にせず 大統領を守ったことに、この映画の魅力を感じます。 

ああ ここに感動があるのだ・・・と 「作り方」の大事さを味わった次第です。




思いがけない休日、しかも連休。

作る側、演じる側の人間から 今日は見る側になりました。

本当は見る方が好きなのですが(笑)

こんな一日の こんな過ごし方も さて『ワンピース』のお芝居に 生きてくるか 生きてこないか、
それはわかりませんが、私自身には 大きな一日になりました。