昨日の、ぶっちゃけ寺 皆様 見て頂いてありがとうございました。
多くの方からコメントを頂き うれしい限りです。

来週は25日、9時からのQさま!にも出演させて頂きましたが、
こちらはあまり 「私に対しての」(笑)ご期待の無いようにお願い申し上げます。(笑)

2週にわたっての 出番終了後のテレビ朝日急行は、かなりくたびれました(笑)



この2回ともお手伝いをして下さったのが、同じ楽屋の澤村國矢さん


今月の夜の部の『鯉つかみ』では私、粟津郷左衛門の弟、粟津晴近を勤めております。

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所謂 赤っ面のお役です。 お化粧は「むきみ」といわれる隈取。

前髪なのは、まだ少年という事を現しております。


この姿は、『義経千本桜 四の切』での亀井六郎。
『梶原平三誉石切(石切梶原)』での大庭の弟 俣野五郎。
また『毛抜』での八剱玄蕃の弟、数馬 (頭は少し違いますが 前髪に変わりはありません)等々。 

歌舞伎らしい狂言には よく登場する扮装ですね(笑)


若さゆえの 血気盛んな若者をあらわす形式に則った「隈取」になっております。

このお化粧は 覚えていて頂きまして、見た瞬間に 「あ、若いねんな」「元気やねんな」
と思って頂けると幸いです。


それに比較いたしまして 先日の私のお役 郷左衛門のお化粧について。

13日の私の写真を少し顔だけを アップにさせて頂きました。

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私のお化粧は「隈取」ではなく 描かれてあるのは 「癇筋(かんすじ)」と
云われるものです。

よく癇癪(かんしゃく)を起こすと云いますよね。
その時 怒ると目に添って青筋が 立ちますでしょう? 
それをお化粧に捩ったものです。


弟の赤っ面は、血気盛んでいつも 興奮状態にあり、
兄の私はどこで爆発するかわからない 癇癪持ちとは・・・

兄弟としてはあまり、穏やかではないと云う事です(笑)
ま、二人とも 敵役ですから・・・。


でも、この弟 テレビ朝日急行の折には 本当に兄を手伝ってくれました。

國矢さん ありがとうございました。
この場をお借りして 御礼、申し上げます。


皆様、わが弟 晴近にもぜひ、ご注目いただけましたらと思います。

今月の『鯉つかみ』の立師も勤めておりまして、来月も松竹座に行くとの事。
大阪の皆様も、よろしくお願いいたします。