今月、明治座の公演も5分の3が終わりました。

『鯉つかみ』の演目は、来月 大阪松竹座の公演が決まっておりますが、
残念ながら私は 大阪公演へは参りません

私だけでなく今月の出演者で 大阪へ行かれる方はかなり少ないと
思われていいのではないでしょうか?

中車さん 門之助さん 右近さん 猿弥さん 笑也さん 壱太郎さん 
亀鶴さん 弘太郎さん 

さらに秀太郎さん 竹三郎さん
 
このあたりの方々はみんな バラバラでの劇場出演となります。

今月での出演者で、大阪の『鯉つかみ』に行かれる方は 男女蔵さんくらいで
それでもお役が変わるそうです。

脚本そのものも かなり変わるそうです。 

来月の『鯉つかみ』は愛之助さんが今月の倍 12役を受け持たれての早変わりで 
今月の倍返しです(笑) これはお稽古も大変ですね。(申し訳ありません これは他人事です・・笑)

右近さん 弘太郎さんは海老蔵さんのAB会。

中車さん 猿弥さん 壱太郎さん 亀鶴さんは博多座。

もちろん猿之助さんは舞踊公演での巡業。これに門之助さん笑也さんも同行されます。


そして私、来月は本当はお休みを頂きたかったのですが、一門がこんなに
バラバラに出演するとなると 必然的に私も どこかへ入ってしまいます。(涙)



来月、私は博多座の『四代目、鴈治郎襲名披露公演』に行くことになりました。

お役は『曽根崎心中』の中車さんの油屋九平次の朋輩で、お町の衆のひとり 六兵衛。

そして『ぢいさんばあさん』では中車さんの美濃部伊織の友達 柳原小兵衛。
これは、名古屋、京都に次いで 3度目のお役です。

そして『芸道一代男』では、役者のお役で、その名も市川蝦十郎。
でも上方の役者のお役です(笑)


このお芝居、かなり以前に上演された事がございますが、正直 私は存じておりません

『男の花道』同様、上方の役者の世界 それも鴈治郎さんのお家に
ご縁のある内容ですとか・・・。 詳しい事はまた来月にでも・・・。




三役中、二つが大坂(上方)の人物です。
もう一つのお役も 江戸の人間ですが、舞台は京都。

 
博多座に参りますのは『四代目 市川猿之助襲名披露公演』以来 
二年ぶりでしょうか?

さあ、台本も頂き 来月のお役も陰ながら 始動致しております。