今日は『かぐや姫』の話題から少し外れまして 大阪の話題を・・・。

一昨日、1回公演終演後 近くのショッピングビルで行われて居りました
ミニ展覧会へ参りました。

テーマは『真田幸村』で 私の大好きな武将の一人です。


池波正太郎さんの『真田太平記』は以前 全巻読みましたし、
昔 NHKテレビでも 草刈正雄さん主演で放送されて居りました。

それ以前にはやはりテレビで萬屋(当時中村)錦之助さんの『真田幸村』も
好きでした。


今は火坂雅志さんの『真田三代』を上巻まで読み終わり 下巻に入った処です。

この『真田三代』来年の大河ドラマの原作として 放送される事になっており
以前の『風林火山』以来 大変 楽しみに致しております。 


そのミニ展。2階の一角に設けられており あっという間に見られてしまう
催しですが、解説の内容は濃かったです。

只 武将たちのイメージ画が、ゲームのイラストのような描き方で
どうも私には 馴染めませんでした(笑)

詳しくは知りませんが ゲームとのコラボでしたので 当たり前だったのでしょうけど、
どうもあまりにも スタイリッシュで若く イケメンに書かれますと
「違うやろ!!!」と思ってしまいますのは おじさんの悲しいサガ。



大坂城を 築いたのは云うまでもなく 豊臣秀吉です。
その秀吉が羽柴筑前守であった当時 信長の命を受けてこの地に 大坂城を築きました。

ですがそれ以前は 信長に敵対していた浄土真宗の総本山 顕如が支配する 
石山本願寺だったのです。 

この地に大阪のシンボル 大坂城を築いた秀吉。


真田幸村が戦死したのは1615年 大坂夏の陣で、今からちょうど400年前。
夏の陣とは申しますが5月ですので すぐ来月です。
400年前。

当時の大坂城はこの時に 全焼してしまいました。 

後年、徳川家康が大坂城のすべてを埋め尽くし 新たにその上に 現在の大坂城を
築いたと云われて居ります。が 天守閣は元の位置ではありません

その後 明治維新で焼失してしまい 現在の大阪城は昭和6年に再建されて居ります。

今現在は、博物館施設としての大阪城ですので、城の内部にも 外壁部分にも
エレベーターがございまして、よくいえばバリアフリー(笑)
ですが、当時の面影は 天守閣自体にはございません。



真田幸村が豊臣秀頼に再三 出陣を要請したにもかかわらず、 
大坂城に立て籠もってしまった豊臣方。
歴史的に云いますと 徳川軍は当時16歳の秀頼に敵対している訳ではありません

家康は、長男 秀忠の娘 千姫。その家康の孫婿 秀頼を何とか助けたいと思っている訳です。


その秀頼を旗頭にすれば 家康と云えども弓を引けないと思った幸村の勝算!

ですがそれは、官僚的支配の大坂方には受け入れられませんでした。


大坂夏の陣 歴史に たら、れば はありませんが、この時、豊臣方が勝利していたら
歴史はどうなって居たのでしょうね?(笑)

これは私 個人的に 関ヶ原同様 非常に関心をもたれる処ではあります。(笑)


(この辺りは、私の主観もございますので、すべてが歴史的な事実ではありません
 あらかじめご了承の上、読んで頂けましたらと思います)



今月ではありませんが、以前 母のお墓参りに参りました時 帰り道で偶然に見つけて
奇しくもふと立ち寄った処が 安居神社。


色んな建物に隠れており 細い道を入らないと 分からないこの神社こそが 
『真田日本一の兵』と うたわれた 真田幸村の戦死した場所だとわかり
あぁここが・・・と 思いがけずびっくり致しました。

イメージ 1


残念ながら、お墓参りが目的でしたので、デジカメも持っておらず、
携帯で一枚とるのが精いっぱいでした。

ここも、大河ドラマが始まりますと 大賑わいになるのでしょうか?



私が小学校の頃は近くに 真田山公園(冬の陣の時の真田丸跡)や
(大坂城の)空堀、商店街と云った名称も なんとなくの知識でしたが
こんなに貴重なものが すぐ近くにあったんだと思います。


で、私の以前住んで居たところが 高津町(こうづちょう)!

大阪でこの字を町(まち)と呼ばずに 町(ちょう)と呼ぶのは珍しいのですが、
私に対して 「高津町」と そう大向こうがかかる事が私の夢でしたが、
その夢が叶う前に 町名が変わり 日本橋二丁目となってしまいました。

大向うがもし かかったとしても 日本二!(笑)

日本一ならまだしも 日本二! 

これで 私 大阪を去る決心を致しました と思われても 過言ではありません
(・・・いえ、冗談ですが)

町名だけでも 日本一になりたかった!(笑)


色んな思いの詰まっている大阪 その公演もあとわずかとなりました。


残念ながら 今回の公演は 予想以上に体力気力を持って行かれて居りまして、
なかなか 近くを散策と云う気持にはなりませんでした。

もっといろいろな処があるのだけど・・・と思いながら、
ちなみに この展覧会の入場券を兼ねております おみくじ。
私が 引きましたのは 小吉でした。

小さくとも 吉が来ますように!