昨日は、クリスマス・イブ。

私も慎ましやかながら、幸せな気分での晩餐を過ごしました。(笑)

その折、折角のイブに あまり見たいテレビがやっておりません
イブの日にテレビを見ている人も、あまり居ないか?(笑)

番組編成期のワイドショー的な2.3時間番組は あまり興味を引かれるものがなく
それではと 一本のDVD(正確にはBD)を見ることに致しました。


恐らくご存知の方もたくさんおられるかも?

11年前のイギリス映画、『Love Actuary』です。


家人の持ち物(コレクション?笑)でして、何度も見よう見ようと 
云われておりましたが どうも、年齢的にそういったものを見るのも 
気分的に 若くないかな・・・? と 思っておりましたので 
なかなか 見るに至らなかったのですが、クリスマスを題材にした物語。

折角の機会でしたので ようやく見ることになりました。


およそ10年前のイギリス映画、

正直、私はここ最近のイギリス人の俳優さんは あまり詳しくはありません
辛うじて、「『ハリーポッター』シリーズに出ている人が 間違えなくイギリス人」
という 認識位でしたので ほとんど知らない(と云うかイギリス人と判別できていない)
と云った方が いい感じでした。

ローレンス・オリビエ。ショーン・コネリーあたりは、もちろん
知っておりますが(笑)

ですが、この映画、結構いろんな俳優さんが出ておりまして 楽しめました。

『シンドラーのリスト』『スター・ウォーズ』他の リーアム・ニーソン、

『ダイ・ハード』で恐ろしいインパクトがあった アラン・リックマン

この人は後年ハリーポッターのあの役とのギャップにのけぞりました(笑)
(ちなみに家人の趣味で彼の作品は ほぼすべて家にDVDがあります)

『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイ

『英国王のスピーチ』のコリン・ファース

『ホビット』シリーズの近頃大人気マーティン・フリーマン

『ノッティング・ヒルの恋人』のヒュー・グラント

この人がイギリス首相のお役で、愛の物語の一役を担うのには、
首相も民も同じという、感覚では驚きました。(笑)



まさにイギリス俳優大集合。

書き切れておりませんが、あの作品のあの役の この人が・・・と云うような
色んな俳優さんが出演されて 九つのお話しが進み
それが最後に一つになる、いろいろな「愛」を物語る物語でした。(笑)

それがクリスマス・イブ!

忙しい時には なかなか映画館に映画を見に行くことも出来ませんし、
気持ちの余裕もありません

BSやCSで気になる映画を一応は録画しているのですが、たまる一方で
じっくりとみる機会がないのは 今の私、実に悲しいことです。

夕飯時にはどうしても 録画している中でも 気軽に見られる旅番組やクイズ番組、
シリーズものでも 一話完結のドラマなどを見てしまいます。

洋画をじっくり見るのは、本当に気持ちに余裕があるときか 独りの夜中。

字幕派ですので、見る時には集中してみようと思うと 食事がおろそかに
なってしまいます。(もちろん、英語は単語程度しか聞き取れません!笑)


むか~し むかしは、本当に 一か月に10本くらい、一年で100本は見てました。

父のおかげでタダで見ることのできた映画館があったこともありますが、
封切館以外は 中学高校生のお小遣いでも 簡単に見ることが出来た映画の数々。

その頃に見た 往年の名作の数々は、本当に私の今の人生に 彩りを与えてくれてます。


忙しさに紛れて いつの間にか 最近の俳優の名前すら 俄かファン(しかも超限定)の
家人に負けてしまっているようでは あかんなあ・・・と思いました。

来年は 少しは映画を楽しむ余裕があればいいなと 思いながらのイブでした。


ちなみに、『Love Actuary』という映画、

いわゆる オムニバス形式の いろいろな愛の形が描かれているのですが、
そのそれぞれが 本当にみんなどこかでつながっている。。。
上手くできているなあ・・・という感じの映画でした。

ある意味、歌舞伎的な作り方なのかなと(笑)
勿論、実は・・・という演出はないのですが、ここの登場人物とあそこの登場人物が
実は こういう形でつながっていて・・・と云った感じの 因縁が随所に。

すべての人が(ではないのですが・・・笑) 幸せになれて 幸せな気分での
クリスマスが 過ごせる映画でした。

ちなみに 家人一押しの 挿入歌も聞いたことがあるものが多く 楽しむことが
出来ました。
CS放送でも時々放送されております結構メジャーな作品ですので
興味のある方はぜひ見てください。



『Love Actuary』・・・「愛は本当のところ・・・」


この後は 「is all around」「・・・至る所に満ち溢れている」とつづきます。
映画の中の冒頭の台詞から この題名が来ているそうです。


愛が満ち溢れている、そんな世の中になりますように、
二日続けて同じような締めになってしまいましたが、

皆様の元にも よいクリスマスのひと時が訪れておりますように!