今日で、初日から‌3日が終わりました。
個人的には 細かいミスがないとは言えませんが、
無事に毎日勤められておりますのは 本当にありがたいことです。


さて、昨日は、写真だけを載せさせて頂きましたが 
今月の昼の部は『夏姿女團七』にて 森下甚内 というお役を
勤めさせて頂いております。


この演目、おそらく演目だけを見られましたら ん??という方も
おられるかも知れません。


そう、おそらく皆様ご想像の通り『夏祭浪花鑑』の書き換えものです。
この辺りは またそのうちに書かせていただきますが。。。

皆様ご存知の演目の主人公と敵役 團七(→お梶)、義平次(→おとら)を妻、つまり女性に書き換えたもの。

それも浪花ものの男の團七は 泥臭く ねちっこい演出なのですが
それをさらっと 颯爽とした芸者のお梶としての キャラクターは
猿之助さんならではの 新しいジャンルの主人公 いや 
ヒロインではないでしょうか?


特に関西のお客様は ご覧になられた方も多いかと思いますが、
昨年8月に 坂東竹三郎さんの傘寿の会で 2日間だけ上演された演目の再演です。



この上演時、私たちは 大阪上本町の 新歌舞伎座での『新・水滸伝』の公演でした。
上本町から、竹三郎さんの会が行われておりました 国立文楽劇場まで
本当に目と鼻の先、近鉄電車で一駅、歩いてでも行くことができます。


何とか見たい、見ることはできないかと さんざん思案いたしましたが、
残念ながら その折には 見ることができませんでした(号泣)

こちらの舞台がございますし、近くても遠いその公演。

実際に見ることができた家人や義母の絶賛を聞くにつれ、
本当に残念で残念で・・・

再演がもしあったら 何としてでもみたいなと思って
再演を 心待ちにしておりました観客の一人であったのですが(笑)

まさか、市川猿之助奮闘公演の 一演目としてこんなにも早く
再演されますとは!!!

それも、その演目の舞台に立つことができるとは!!!

まさかまさかの連続です。(笑)



3日目までをご覧になられた方は もうお分かりでしょうが、
私かなり重要なお役を 勤めさせて頂いております。

正直主要登場人物、片手は超えますが、両手の指の数はおりません。
それぞれが、濃い濃いお役をさせて頂いております。

そのうちの一人になれましたこと、何ともかんともうれしい限り。


竹三郎さんには 若いころから 上方歌舞伎の一員として、
また父とのご縁 そして猿之助一座のものとして とても親しく
させて頂いておりました。

もちろんこのブログにも 近いうちにご登場願おうと思っております。(笑)



そんな、私的にも待望の昼の部なのですが・・・

三連休にもかかわらず、ちょっと舞台から見ておりましても
空席が見えますのは 寂しい限り。

ニュースとなりました明治座関連のいろんな事で お客様が遠のいてしまうのは
本当にもったいない・・・。



今月は猿之助さん、昼の部では めっちゃいい女ですよ!!!

夜の部には見ることのできない 粋でかっこいい! いなせな女。

先月も確かにそんなお役もされておりましたが いかんせん早替わりの一部。

あっという間に また違ったお役 といった感じでしたが 
その分 今月の昼の部には堪能して頂けると思います。


こう云ったお役は 私は、個人的な意見ではございますが
今の猿之助さんにとっても似合っておりますし 大好きです。



さてさて・・・皆様、もしかしてご期待されてますか???

ご期待を裏切るのが 猿三郎のブログですが、今回は裏切りません。

本当は もっともっと後に、ご登場いただこうと思っておりましたが、
この猿之助さんの艶姿を 早く見て頂きたいと思いまして 
なんと3日目での猿之助さんの登場です。

イメージ 1


初日から間もない、お忙しい中、ありがとうございます!

私自身も出番の関係で 今日は私がカメラを構えることができませんで、
お弟子さんにカメラを預けました。


皆様、見ないと損ですよ~!!!


昼の部のお客様の入り次第では また登場くださるかも!

猿之助さんに今日の登場をお願いいたしましたところ、

「お客様がたくさん来て下さる様に 僕、何度でも登場するよ!」

と言ってくださいました!!!


皆様にもかかっております(笑)

私のブログに 先月の18役のリベンジ??(笑)ではありませんが
また 猿之助さんが登場くださいますよう。。。

たくさん皆様の 明治座へのご来場をお待ち申し上げております。




☆追記☆

コメント欄で情報を頂きましたので 追記いたします。

明治座の公演、普段の松竹の公演と異なりまして、チケットの扱いが多方面に渡り
お客様としても 大変だと思います。

申し訳ございません。


今日明日と云うものでなければ 一度私の方にも ご連絡いただけましたら
お手配も可能かと思います。

ただ申し訳ございませんが 一等席のみのお取扱いにさせていただきます。
なお、お日にちが迫っております場合は、郵送ではなく、お客様のお名前で 猿三郎預かり 
劇場入り口おもだか会の受付での 代引きでのお渡しの対応とさせていただきます。

諦めずに ご一報いただけましたら できる限りのことはさせていただきたいと思います。

ご希望の方は 恐れ入りますが enzaburou@yahoo.co.jp まで 
ご希望のお日にち、枚数 お名前ご連絡先などのご連絡を 頂けましたらと思います。
(その後のお取扱いに対しましては メールにてご案内させて頂きます)

重ねて、特にお日にちが迫っております場合には こちらも迅速に対応させて頂きますので
お客様の方でも メールのチェック等を お願いいたします。


是非、ご覧いただきたい狂言でございますので、お一人でも多くの ご来場を
重ねてお願い申し上げます。