今日は移動日で 公演はお休みです。 お昼近い列車で米子を後にしました。

駅のホームには梅玉旦那 猿之助さん 門之助さん 右近さん他 
一門一座が勢ぞろい!(笑)

中車さんは今夜の ボクシングの試合の解説に出演されるとあり、
先に出られたようです。 
折角の休日 移動日にも 相変わらず 忙しい方です(笑) 


昨日、出雲から乗って来たのと同じ〔特急やくも〕で 米子駅を出発。

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一路、岡山に向けて発車しました。


昨日と違って今日の山陰地方は快晴 汗ばむ陽気でした。
車窓から見える景色も 新幹線の見慣れた景色と違い、すごく新鮮でした。


車内のアナウンスも所々の名所を案内して下さり、ローカル線の良さを感じますね(笑)

岡山まで向う鉄道は伯備線で 伯耆の国(鳥取)と備中(岡山)を結ぶ線。

米子を出てすぐに左手方向に国立公園 大山(だいせん)の景色を車窓から望む事が出来ました。

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標高は1709mですから そんなに高い山ではありませんが 中国地方では一番高い山だそうです。
これも車内アナウンスで 教えてくれました。


そしてもっとも 興味を引いたのがこの伯備線。ず~っと川の横を走っております。

米子から出発して 美保湾に流れる川 日野川。ですから列車は、川の流れと反対に走っております。

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写真では進行方向は右に向かっておりますので(私は左側の座席に座っております) 
川の流れは右から左に流れております。


そして谷田峠! これは〔たんだ峠〕と読むのだそうです。 
この峠は、分水嶺だそうでして、ここの峠を境に 川の流れは逆向きになります。


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お分かりになりますでしょうか? 今度は流れが、左から右に流れているのです。
つまり、私たちが電車で進んでいる方向に流れているのです。


ちょうど流れの境目になる所は 列車は谷田峠のトンネルの中でしたので、
この分かれ目を見る事は出来ませんでしたが、トンネルを抜けると 
確かに 流れが逆になっておりました。(笑)


面白いですね。と云う事は、この川は日本海から瀬戸内海まで 
一本で繋がっている事になります。

この谷田峠を境にしてこの川は高梁川と云う名称に 変わります。

もちろん不可能ですが でもある意味 もし船を浮かべて日本海から出発したら
瀬戸内海へ出てくる事ができる訳です(笑)

前半、めっちゃ頑張って漕ぎあがらないといけませんが・・・・


伯備線も 山陰から山陽へ出てくる鉄道の路線ですから その横を流れている川も当然
山陰と山陽を結んでいる訳ですね。

でも下流から上流へ さらに上流から下流になると云うこの川に なんとなく旅のロマンを感じました。


谷田峠を越え 新見駅から備中高梁へ向かう途中 12時40分頃でしょうか?

ふとスマホで見た、私のブログのご訪問者が1、500、007人でした。

名古屋に着いてからかと思いましたが、こんなに早くの150万人越えに 驚いております(笑)


これも、川の流れのように・・・でしょうか?


列車は2時間かけて 岡山駅に到着し 10分の待ち合わせで 今度は新幹線のぞみで
名古屋へおよそ2時間。

3時半頃に名古屋へ着きましたが、伯備線と違って もう見慣れた景色ゆえ のぞみは
新鮮味がありません(笑)


それでも、のぞみに乗り 川の流れと 人の身は 明日待たるる、その宝船!・・・でしょうか?(笑)