やっと今日で中日です。5日初日ですので、17日の今日中日。千秋楽が29日。

でも1日(あるいは2日)初日で 中日が13日(14日)ですと
ひと月の半分と云う感じがするのですが 17日で 千秋楽が29日ですと、
25日公演と云う事では変わりはないのですが 錯覚で
すごく長い間 ひと月公演をしている様に感じてしまいます。(笑)

それに千秋楽の後、すぐに8月になってしまいます。(涙)

巡業の初日が8月31日ですから 御稽古が始まるのはおそらく26日か27日頃。

つまりお休みの期間がひと月もありません 残念!(笑)

ま、そんな事を云っていても仕方ないのですが、中日となり、今はだいぶ
歌舞伎座の出番を楽しめるようになりました。

出勤するのも午後ですし 夜もわりと早く帰宅できるので 初日近辺とは
気持ちの持ち様が違います。現金なものですね(笑)


で、歌舞伎座の楽屋の中も、まだまだ知らない所がたくさんありました。

そんな所をぶらっとするのも 余裕でしょうか?

下田五郎で花道に向かいますのがエレベーター。 

楽屋の中には駐車場へ向かうエレベーターは別として 
他に大小3基のエレベータ―がございます。

楽屋の上下移動は別にどれに乗ってもよいのですが、旧歌舞伎座にはなかったエレベーター。
私たちにとって これは大変助かります。

現歌舞伎座の楽屋は地下2階 地上4階です。

地下2階には各役者さんが個人的に荷物を置ける スペースまで用意されております。

そして、これはB1から奈落 舞台の盆の横を通って花道に向かう場所です。

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旧歌舞伎座の奈落はゴツゴツした鉄骨丸出しの舞台下で 廊下もせまかったのですが、
それに比べて かなりスッキリと実用的で 花道 すっぽんのセリも
これが?と云う様な簡単さです。(笑)


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2009年7月にも同じく歌舞伎座で 『天守物語』が出ておりました。
その折にも 奈落や何やかやの探検をしておりますので、興味のある方は、
遡って見てみてくださいね。

かなりの変化がみられると思います。



以前の歌舞伎座は3階建ですが、現在の歌舞伎座は4階まであり 
4階は大きな御稽古場が2つもございます。

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松・御稽古場

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竹・御稽古場


このふたつのお稽古場が 松・稽古場 竹・稽古場とは やはり松竹の会社です(笑)


すべてがゆったりと造られており 本当にホテルの様です。

ホテルと云いますと 楽屋のお風呂もホテルの様です。


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このお風呂は3階にありまして 名題 名題下用のお風呂です。

幹部さんのお部屋には各部屋それぞれ 個人的なお風呂も完備されております。

3階のお風呂のその横には新しいトンボ道場もあり ここで名題下さんたちが
返り越しや 返り落ち トンボの御稽古をしております。


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旧歌舞伎座のトンボ道場は 楽屋入口のすぐ横から 外にあり
巡業用 地方からの荷出し 受け取りの時には道場そのものに
荷物がたくさん置かれ トンボそのもの御稽古ができない日も
たくさんございました。

それからすると いつでもお稽古ができるのは 何よりです。

私が旧歌舞伎座のトンボ道場で御稽古していたのは もう30年も前ですか・・?(笑)


そして汗をかいた後は この横にランドリーのコーナーも

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奥には乾燥室も! これだけたくさんあれば本当に助かりますね。

中日前にして やっと歌舞伎座の探検が出来ました。