今回のフランス・パリ旅行。

皆様は、ブログでは、名所や景色のよい所など とてもスムーズな
素晴らしい観光旅行の様に 思われたでしょう?

ですが、実はそんな事はなく(笑)失敗談の連続でした(笑)


一番の失敗談はこれでしょう・・・


今回大活躍してくれた パリ・ミュージアムの6日間のパスは 実は先に日本でネットで
購入しておりました。
日本でネットで買った方が 少なからず安かったのです。 

それとパリ・エッフェル塔そばの乗り場から セーヌ川を通ってシテ島を回り
帰って来るおよそ1時間の遊覧船 バトー・パリジャンの 二人分の運航券も
実はあらかじめ 日本で購入していたのです。

このパスと旅行社からのeチケットは、届きましてから しばらく我が家のリビングにありました。
そろそろ 本格的に 旅行の準備をし始めるというときに 家人から

「それぞれの eチケットは パスポートと共に 自己管理!」
「ミュージアムパスはどうする?」
と聞かれ、「私が持つ」と云いましたところ、
 
「預け荷物のトランクに入れないで 手持ちのバッグに入れて」 と云われました。
 
その時点で まだ どの手持ちのバックで 渡仏するか? 決めておりませんでした。 
 
「じゃあ、手持ちのバックを決めて 出掛ける前に確認しよう。」・・・と思ってました。
 
ですから封筒から出して 別のケースに移し替えるのも忘れ 封筒のまま必要物のカゴに入れ
「出発前に入れる事にするから 必ず確認してね。」と 家人に云いました。
云ったものの、存在自体を 忘れていた・・・のは 否定できません。


それが、出発前のあの地震です!(笑) すっかり交通アクセスの方に頭が行き、
情報と睨めっこしながら パスと運航券を持ったかどうかの確認するのも忘れ、
そのまま出来上がっている荷物だけで 出掛けてしまったのです。


パリに着いて、美術館に行く予定を立てていた時になり「ミュージアム・パスは?」と聞かれ 
入っていない事にやっと気がついた次第です(笑)  



仕方なく パリ・オペラ通りにある、パリ観光センターで再度 6日間パスを購入しました。

結局 セーヌ川の往復は初期の予定とお天気と、さらに時間が合わず 
断念致しました。 残念!!(笑)




二つ目の失敗は、シャルル・ド・ゴール空港へ着いた途端に 空港間の連絡シャトルに
急ぐあまりに ビデオカメラをつい 落としてしまったのです。

慌てて確認しましたが、録画機能は壊れておらずに そのまま進行しておりましたので、
大丈夫か?と 思い そのまま1日目を撮り終えましたが ホテルで確認しようと思い
再生にすると カメラが反応しません!

液晶画面にひびが入っていて タッチパネルが反応しないのです。

これはいけない!と そのカメラでの撮影を断念致しましたが、
成田出発より 機内撮影 パリ到着から1日目のおよそ1時間くらいが どうなっているか?

カメラそのものは一応修理に出しましたが、1時間の撮影データがどうなる事やら?

ハード面は一切問題はないと思うのですが、液晶画面が反応しておりませんので、
どうやっても 中のデータを取り出すことができませんでした。

普通なら、パソコンにつないだら大丈夫だと思うのですが・・・

つないだ後の 最初の選択画面を選択できないがために パソコン側にも認識してくれません



で、このビデオカメラには 実はジンクスがございまして、私がニースへ『コック・ドール』の
演出に行きました折に  やはり昔のビデオカメラを持参しておりました。

今とは違い結構、大型なビデオビデオした,VHS-Cのビデオカメラの機種。(笑) 

仕事と個人と 半々で使う為に持参したのですが これもニースで滞在途中に故障致しまして、
後半部分の滞在ビデオ日記がございません


その後の12年前のパリ滞在の時も 渡仏致しましてから数日で、仕事用の当時の8mmビデオカメラが
レ・アルのホテルの当時のスチーム暖房の為に 露付きとなって動かなくなってしまいました。

当時は8mmビデオテープでしたから ビデオヘッドに、くっついてしまったのです。



そして今回、3回目のパリでのビデオの失敗。 

正直 ジンクスが生きて居るのではないか?と 嫌な予感が致しましたので 万が一を思いまして
今回はビデオカメラを2台 デジタルカメラを2台、と 2台づつ持参した次第です。

もともと、海外旅行に行きます時には こんな事もあるかと 2台のビデオカメラを持参するようになり 
目いっぱい撮っておりましたので 同じ機種のモノを2台は持っていたのですが・・・

今ではカメラもビデオも かなりコンパクトになったので 持参するのもストレスが少なく
トランクやバッグの隙間に積め込められる様になりましたので 助かりました。

案の定 フランスのジンクスは健在。 初日に1台目のビデオが壊れました。(笑いたくない・・・。笑) 

最終日には 撮影には支障ありませんでしたが デジカメのレンズの蓋が壊れました。
蓋といいますか・・・スイッチを入れると 自動的に開閉する部分の 一部が
開いたままで 閉じなくなってしまいました。



2台とも現在 修理中です(笑)  




もうひとつ、12年前のパリは 今から考えますと、初期のパソコンだったのですが、
到着直後にパソコンの画面が勝手に 解像度が一番低い状態になり 荒い画面のまま
元に戻らないと云う アクシデントもありました(笑)

そのため、せっかく持って行ったパソコンが 5週間全く使えず・・・
無用の長物になってしまいました。


昔話ですが 30数年前の初の6カ国9ヶ所の海外公演の時、私ではありませんが、
一行の役者さんの中に コンパクトビデオカメラの無い時代 
当時 マイクをカメラの前面に取り付ける最新型の、同時録音機能付き 8mmカメラを
この為に購入されながら、着いた途端のベニスで 故障して 日本製ですから修理にも出せず、
ただの重いで(思い出)お荷物になった!と云う事が ありました。

もちろん当時お高い 磁気テープつき8mmフィルム 20数本も無駄!
1本の録画時間は約 3分20秒で 1本3000円くらいするフィルムです。

私はこの時は サイレントの8mmカメラでして やはりフィルムは10本くらい持参しており
この時は 故障しませんでした。

この時の私の映像は貴重な作品として、DVDにダビングして 今でも見ております。


皆様にもご経験があるかと存じますが、外国に行く時は 本当に何があるかわかりません(笑)



パリでミュージアム・パスを忘れた事に気付く前、 実は成田空港で 家人から
「パスポートと eチケット 持っているよね?」と 聞かれ 空港でドキッ!!として
慌てて手持ちのバッグの中を 探しました。 

入れた記憶が薄かったのです。が、幸いこの二つは 早い時期に入れたのか?
バックの中に入っており ホッとしました(笑) が、
これを成田の出発前に 忘れた事に気がついても あとの祭り 洒落になりませんね(笑)


ま、ミュージアム・パスとセーヌ川観光券は この代役になったのだと思い あきらめました。



もし、読者の皆様で これからフランス・パリに行かれ お使いになる為に 欲しいと思われる方が
おられましたら、引き取って頂けるとありがたいです。(笑)

ミュージアム・パス6日間有効、2枚分、のお代金で セーヌ川遊覧運航券を2枚分をおつけして
お譲りしますよ(笑) 

有効期間は 来年2015年いっぱいまでOKです。
セーヌ川の遊覧券は 来年の3月初旬までです。

ご興味ある方は メールかコメントにて 猿三郎までお問い合わせくださいませ。(笑)



それ以外にも 本当に色々ありました。

パリ初日には、シャルル・ド・ゴール空港にて、送迎の車が来ないということがございました。

一応、当日の日本出発の時間が10分早くなり、結果的に20分ほど早くに パリに到着しました。

今回はいつもハワイなどで使っている旅行社ではないところで お願いをしたのですが、
行きの送迎はついておりました。(帰りはオプションでお願いしました。)

ちょっと早いかな?と思いながらも、空港出口を出たのですが・・・

私たちの名前を書いたプラカードを持っている方が おられません(汗)


今まで、いろんなところに行きましたが、そんな経験がなく ちょっと焦りました。

某大手旅行社の名前の書かれた紙を持って待っておられた 日本人の方に
「出口はここだけですか?他にもありますか?」ということを 家人が確認。

間違えなく、ここだけの模様。

ちょっと到着時間が早かったので そのうち来られるだろうと思いつつも、不安な気持ちで
狭い出口で待ちました。

新しいお迎えの人が来るたびに そのプラカードを見に行くことを繰り返しまして、
およそ40分??

同じ便で来たすべての日本人の方も いなくなってしまいました。

連絡先も一応案内には書かれているのですが、「”英語または仏語”で電話をかけろ」と書かれてます。

・・・それが出来たら苦労しません・・・(笑)


さすがに、何とかしたほうがよさそうと思った家人が すぐ近くにあったインフォメーションにトライ(笑)

「ぼんじゅーる、えくすきゅーぜもあ~」
と 初フランスでの初フランス語の後(一応飛行機内では 使っておりましたが・・・)

つたない英語で

「私はエールフランスの○○便で東京から来た、○○というものだが、この会社からの迎えが来ない、
 かなり待っている。
 申し訳ないですが、ここに電話して聞いてくれませんでしょうか?」

と必死に訴えたそうです。
(敬語が混在しているのは そのくらいめちゃめちゃな英語だったそうです・笑)

私はその間、荷物の番人だったので、どんなふうに必死だったかは知りません(笑)

彼女によると、必死に訴えて 通じて、電話をかけてくれたのはいいが、その返事をはたして聞き取れるか??
係の人が 電話をかけてくれている間 不安だったそうです(笑)

その返事は 簡単に言うと
「今こっちに向かっているらしいから 2~3分ここで待っていてね~」
だったとか。

一瞬「そば屋か~!!!」と夫婦で突っ込みましたが(笑) 
フランスの2~3分は、15~20分(笑)

いい加減、しびれを切らせた頃に ようやくお迎えの方と会うことが出来ました。
空港に到着してから 1時間ほどをドキドキしながら過ごしたことになります。

もっとも、今回のパリの旅は 自由時間がたくさんありましたので、到着日には何の予定も
入れておりませんでしたので、予定変更のドキドキというよりも、送迎が来ないドキドキだけで
まだましと云ったらましだったのですが・・・

本当にドキドキしました。


でも、その空港のちょっと強面のインフォメーションのお兄さんの 優しい対応には
初日から かなり癒されました。

こちらの英語力に合わせて かなり優しい英語で 答えてくれたそうです。

いやはや、こう書きますと、ホテルに到着するまでに 本当にバタバタの連続でしたね。



その他にも 雨の中 目的地まで迷いに迷った揚句 しょぼい場所だったり(笑)
イライラだけがつのったりと 色んな事があったのです(笑)

それもまた、旅の楽しさですね。

不思議と、楽しい思い出と同じくらいかそれ以上に 苦労したこと、失敗したことは
印象に残るものなのですね。


最後に、フランス滞在の歩数を(笑)

6日 24785歩 17.8キロ
7日 18923歩 13.6キロ
8日 17528歩 12.6キロ
9日 (携帯忘れのため 記録なし、恐らく20000歩くらい)
10日 21415歩 15.4キロ
11日 18620歩 13.4キロ
12日 19531歩 14.0キロ

合計 およそ140、000歩  100km以上。ワオ~!!


本当にたくさん歩きました!

で、今回のこのブログで フランス・パリ旅行の旅日記は(チョン!) お開きでございます。
皆様 旅日記ご愛読 ありがとうございました。