本日は ネタバレ満載(笑)につき、ご注意を!


忠告いたしましたので(笑)後からの苦情は 受け付けません(笑)






今月のお芝居の中で 摩訶不思議な人物が登場致します。(笑)

役的には、祈祷師か? 村のお婆的な存在の鳴子(なるこ)なのですが、

都へ出て来てからは 段々と色んな力が増してまいります(笑)
最後には一種無敵の?存在になっております(笑)


無敵のババの 登場です。



ある意味、このお芝居の狂言回しで 2幕3幕の幕開きには 
ナレーションの様な台詞もあり、漫才の様な その相方が
福士さんであったり 猿弥さんであったり(笑) 

また大詰め前では 笑也さんとの絶妙な掛け合いも 客席の笑いを誘っております。



今までのスーパー歌舞伎では考えられない様な役割で、これも猿之助さんの
セカンドの発想でしょうか?(笑)


どこか、ジブリの世界を思わせるようなキャラでもあるでしょうか。
なんだか おばばと呼ばれながらも どこか かっこよさを見せる 鳴子。


私は、テレビの画面でのこの方しか存じ上げなかったのです、
今回のこの御芝居には本当に敬服しました。

今日の写真は 祈祷師 お婆 鳴子役の浅野和之さんです。

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『緊急取調室』や『ドクターX』他 シリアスな演技からは 想像もできない 
幅の広い演技  

今回は女形のお役で 大詰めでは、どさくさにまぎれて 立ち回りまで演じ 
挙句の果てには見得まで切っております。(笑)

(これは うっかりすると 見落としてしまいますので 気を付けてくださいね)

今回のお芝居はこの 鳴子の独壇場でしょうか(笑)



私もスーパー歌舞伎では 様々な ババ・・・をしてきました。

いや、正確には「ババ」は 一度だけで 後は 妙齢の女性(笑)を演じてきました。

10代から20代くらいの娘がいる設定の母親でした。
今でいう アラフォーかそれよりも少し上 くらいでしょうか?


さすがに カグヤのババを40代の時にしたときには ギャップにも
悩んだ日々がありました。



それから 20年ほど経っておりますが、まだ10代(くらいですか?十和は)
の息子を持っております。


ありがたいというか、何というか(笑)


役者と年は関係ないですね。


でも、あの一種独特の雰囲気を 浅野さんに出されてしまいますと・・・

次にババの役が来るのが 怖くなりますね(笑)


もう私には来ないでしょうか?