京都の街のいいところは、街中すべてが見たところのある風景です。

南座は元より お寺であったり 山であったり ストリートであったり、
テレビの番組などで見ていると 京都の大概が行った所。


ですが、そんな私でも、やはり京都の奥は深く まだまだ行った事のない所も
多々ございまして、今月のひとつのテーマになっておりました。(笑)

せっかくだから 今まで行けなかったところに行こう!と。

そんな訳で昨日は 南禅寺に向かいました。 
ここは日中に訪れたのは 私は初めてです。



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(だいぶ以前の若い頃 五月南座の三代目猿之助奮闘公演あたりで
 酔っ払った勢いで 猿十郎たち数人と 夜中に来た事は
 うっすら 覚えているのですが・・・笑)
 

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今年の1月 大阪松竹座までの襲名披露狂言『楼門五三桐』では
中車さんの石川五右衛門と共に 真柴久吉に扮して猿翁旦那が途中まで
出演されていた、「南禅寺山門の場」。 


かって猿翁旦那がこの山門で石川五右衛門の扮装をして 
写真集の記念写真を撮影された事もございました。


何回も来ている京都ですが なかなか訪れるチャンスと云うのもないもので、
初めてに近い感じで 昨日は感慨に耽っておりました。


そしてこの横には 京都を舞台としたサスペンス。

『科捜研の女』『京都地検の女』『京都迷宮案内』他のテレビ番組の
犯人を追いつめて行く時や 謎解きの場面などによく使われる
インクラインの風景。

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なるほど ここかあ~!と 思った次第です。(笑)


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この南禅寺横のインクラインで事件が発生し 犯人が逃げる 
それを主人公の刑事あたりが 追いかけて 八坂神社近辺を駆け抜け 
清水の坂を走り 京都駅近くで 犯人を見失う!(または追いつく)
と云うシチュエーションなど しょっちゅう登場しますが、
一体どれだけの距離を何分で走ってるんや~? 
な~んて 京都の地理が分かる方なら つっこみを入れたくなるでしょうね(笑)

または 東西南北ばらばらに 場面だけが出てきましたときには
どっからどこに 移動してんねん・・・とか、
元に戻ってしもたがな・・・とか、画面に向かって ツッコむことしきり(笑)

とは云え そのドラマに何度なく登場する記念すべき場所を 昨日は探索致しました。


この日 もう一か所 探索したのですがこれはまた明日のブログにでも!