昨日、母の法要のつもりで叔母と妹と一緒にご飯を食べに行ったお話を
書かせて頂きましたが、その場所がまた なんとも凄い所でした(笑)


なんでも、叔母が昔一緒に働いていた板場さん?のお店ということで、
予約などはお任せして、曽根崎新地である事と店の名前だけを聞いてました。


具体的な場所を知りませんでしたので、ネットで検索してビックリ!

なんとミシュランの二つ星のお店でした。


ドキドキしながらお店に行きました所・・・
十数人入ればいっぱいと云う小料理さん。

調べなければ 知らなかったのですが、知ってしまいますと なおさらドキドキ。


ドキドキの中で なんと 私の叔母とは かなり親しい様子。

なんだか おばちゃん 凄い!!

それもその筈。
そのお店を出す前の かなりの期間を 一緒にお店をしていたようなのです。



実は 母の妹さんである叔母とは、父と母が別れた後も暫く会ってましたが、
正直子ども心に 一体何の仕事をしている人なのか??不思議だったのです。

なんとなく 大人になってから再会した後も 聞く機会がないまま
「お店をしていた」と云う事を 聞いていたような いないような(笑)

元は大阪の今のミナミで 芸妓さんをしていたと云うのも 少し聞いてましたが
今まで知らなかった事を 本当にたくさんたくさん 知る事ができました。


お店は和食のお任せのみのコースでしたが 出てくるもの出てくるもの
美味しい事!

奇をてらったものではないのですが、手の込んだもの、
ちょっと珍しいもの とにかく美味しい!!!

次々に出して頂きましたお酒も 美味しいものばかりでした。


色んな色んな話をしながら 頂きましたので 気がつきましたら4時間。


9つの頃までしか知らなかった母の 全く知らなかったその後の姿も
色々と聞く事ができました。


今日の写真は お世話になったお店の皆さんと撮った写真と、

イメージ 1


色々な話を聞かせて下さった「斗々屋」の大将とおかみさんです。

イメージ 2



曽根崎の一つ北の通りは『心中天の網島』や『曽根崎心中』にも
出て参ります「蜆川」が流れていた場所です。


昔から芝居の中に出てくる地で 芝居にはならない私の人生の
今まで知らなかった事を 少しだけ知る事が出来ました。

これもまた 私だけの「物語」だなと 思った一日でした。