さすがに日本一の多治見。 お昼に表に出ますと もぉあ~ とした暑さに、
まるで低温サウナの中に居るようで 早々に楽屋へ引き上げました(笑)

写真は多治見市文化会館。

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今日の多治見 最高気温32℃だったようです。

少し前まで 東京でも35℃やそれ以上だったみたいですので、
今日はまだましだったのでしょうか?

東北からこっちに来ましたので、それでもやはり暑く感じます。



そうそう、東京の自宅からは 昨日初めての蝉の声を聞いたとのメールが
来ました。

暑さだけは夏本番ですが、そういった蝉の声を聞きますと ますます夏ですね。



昨日 オペラグラスで 私の印籠の柄まで見ておられた との
コメントを頂きました。

ですので一応 印籠の柄を写して見ました。

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絵は山水ですね。 

塗りになっているので 1公演づつ終わると箱に入れて 小道具さんに渡し 
持ち運んでもらい また次の日の朝に受け取ります。



小道具と云えば 昨日 稲葉山城で本物の太刀、刀の展示がございましたので、
今日は私、秦民部の刀を御紹介致します。


昨日の本物と比べると 歌舞伎の刀は大いに誇張してございます。

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名称的には 黒柄(くろつか)の突平(とっぺい)大小と申します。

通称、ぐりの突平大小! 

ぐりと云うのは 刀の鞘が ぐりぐりしているからなので 
別に本当のネーミングではありません(笑) 



実はこれの白柄になりますと『四の切』の佐藤忠信が持参する刀になります。


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私の民部の刀は 銀の鍔(つば)ですが 忠信の鍔は 金色になり

さらに この鍔の所に 猿之助さんの紋、三つ猿が刻まれております。 


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大刀と小刀の鍔 二ヶ所づつ 合計四ヶ所。


これは、猿之助さんしか 使う事が出来ません 


小道具とは云え 大変 貴重な物なのです。


今日の小道具の説明は 云わずと知れた 猿三郎ブログのブレーン 
小道具のBちゃんに ご協力を頂き、教えて貰いました。(笑)


ありがとうございました。