3月 御名残御園座 初日を迎えました。

昼夜とも たくさんのお客様で 幸先のいいスタートです。

『小栗栖長兵衛』では 九代目!! 中車!!などの掛け声の他、
私たちにも 名前でたくさん掛け声が かかっておりました(笑)


ありがとうございました。


楽屋入りの前に 御園座の正面玄関に回り 来月からはこの初日の雰囲気が 
もうしばらくは 見られないのかと 少しさびしく思いましたが、 
新しい劇場に バトンタッチするための 必要なインターバルかとも 
感じました。


歌舞伎は全国での劇場の年間の興行が ひとつの公演。

九州 博多座が随分前ですが、新しく開場してから そう云う意味では 
今まで 京都南座も旧から新しく代わり 大阪中座も 場所を移し松竹座として 
変わって参りました。 


さらになんば新歌舞伎座も 上本町に場所を移して 新しくなったのです。


名古屋の劇場が 変わって行ったとしても 何ら不思議はありません
  


一昨日 撮影した大通りからの御園座は 実は側面でして 
御園通りと呼ばれる、こちらが本来の正面玄関。  


イメージ 1
 


正面 横には歌舞伎のオブジェ? (笑) 時間によって 隈取りの扉が開き
白浪五人男の 役者さんの台詞が流れ それぞれの人形が現れ 待っているお客様を
楽しませてくれます。

イメージ 2



劇場が閉鎖されると これらの動作は、どうするのでしょうね? 

新しくなるまでの期間の 変な所を心配してしまいます。(笑)



明日は、ひな祭り 

夜の部の『ぢいさんばあさん』には 
うってつけのご観劇の日かも知れません