昨日のブログで 満5周年のご報告を致しましたら、思いがけず
コメント欄に たくさんの方からお祝いのメッセージを頂戴致しました。
皆様 本当にありがとうございました。


私個人といたしましても、気が付いたら5年も経っておりまして、
改めて 驚いた次第でございます。




ここで改めて 原点に立ち返り なぜ 『市川猿三郎二輪草紙』なのかを
お伝え致したいと思います。(笑)


何度も書いておりますので、「知っている」という方はごめんなさい。
もう3回目か4回目になります。


ここ最近では書いておりませんので ご存じない方も多いために
もう一度書かせていただきます。


が、今までで一番 本格的(笑)に語ってますので、
もう一度 お読みいただけますと 幸いです。




2008年(平成20年)3月 私 二代目市川猿三郎を襲名させて頂きました。

その支度に入りました前月、2月1日からそれを記念して 
このブログを立上げさせて 頂きました。 

歌舞伎をもっと皆様に知って頂きたい。と、



私 市川猿三郎と云う役者、宣伝媒体の無い私にとっては 
インターネットのブログは最高の物でした。

ホームページですと、更新頻度や 更新にかかわる何やかやの手続き 
それなりの手間がかかりますが、ブログですと その時 その時にも
臨機応変な対応が出来ます。


(一時、その事にお叱りを受け 休載した事もございましたが、
 今ではほぼ 毎日の更新が 出来るようになりました。)


自分の思うように更新できまして、思うように管理できる。
当時の私にとりましては、願ったりかなったりの媒体でございました。

(ブログに関しましては (ほぼ・笑)すべてを 私個人で管理しております。)




名前の由来に関しましては・・・二輪草紙の「二輪」は 

私が大好きなバイク 愛車KLE400(もう13年も前に絶版車です。)
の事を表現いたしております。

二輪で徒然なるがままのツーリングブログや お休み月の 国内外の旅ブログも
何回か書かせて頂いております。


そして、私の住んでいる板橋区の区の花が「二輪草」です。


赤塚の公園には可憐な、この二輪草の自生お花畑もございます。
一つの茎からふたつの花が咲く「二輪草」


この「二輪草」の如く 歌舞伎の舞台を ひとつの方面からだけではなく 

もうひとつの花で飾り 楽屋のウラ話や 衣裳 かつら 大道具 小道具などの 

違う面も お伝えして行きたいとの気持ちを 表現しております。


また、この二輪草、私も実際に目にいたしまして 思っていた以上に
小さく 可憐な花でした。


小さく目立たず 素朴なのですが、「そこ」にある そういった存在感も
このブログの目指すところでございました。



そして「草紙」とは 先ほどの徒然なるがまま、 書きたいように・・・。
いつも とっちらかった文章になっておりますが・・・(笑)

日記ではない 徒然のその日に思いついた文章。
そんな文章でありたいという気持ちです。



ここにもう一つ。 

私の好きな時代小説を書かれる作家さんに 佐伯泰英さんが居られます。


この方の文庫本1巻目の「陽炎の辻」をある方から頂戴して 読み始めたところ 

あまりの面白さに 今でも読み続けております。


現在42巻でシリーズ名は『居眠り磐音江戸双紙』この「双紙」を拝借して 

「草紙」に変え 表題とさせていただきました。



この方の作品 この他にも『酔いどれ小藤次留書』『古着屋総兵衛影始末』『密命』

『交替寄合伊那衆異聞』『鎌倉河岸捕物控』『吉原裏同心』等々 

ほとんどが20巻超え 30巻超えですが、そのすべてを購入し、 

私 通勤時間などで読破致しております(笑) 

時代背景も分かりやすいですし 読んでいても 肩が凝らない!!




これにあやかりまして 私のブログも 皆様に通勤時間などで読んで頂いても 

肩の凝らないブログを目指して おります(手前味噌ですが・・・笑)



歌舞伎のウラ話の他 二輪(バイク)の話あり 二輪で旅に出て 旅ブログもよし

様々な事を これからもつづって参ります。




皆様方におかれましては 今後とも 御贔屓 お引き立ての程を 
隅から隅までずぃ~と 乞い願い あ~げ奉りまする~!!