大阪松竹座『寿初春大歌舞伎』も、あと1週間となりました。

勤めさせて頂いている お役のふたつ 『毛抜』の万兵衛と

『小栗栖長兵衛』の立て場茶屋 亭主の重助、 

なんとか楽しみながら、舞台に立たせて頂けるように なりました。 

千秋楽まで、よろしくお願い申し上げます。



さてこれからは、2月の舞台の事も視野に入れて行かなくては なりません

東京での方々は すでに本読みやら、振り付けやら お稽古に参加されておられますが、

大阪滞在の私は、『舞姫』の出演者の皆様より かなり遅れております。


台本と睨めっこしながら、久しく携わった事のない 現代劇!!
(ま 時代背景が昭和23年ですから、現代劇と云えるかどうかは別として・・笑)

それもミステリー、挑戦の舞台に 期待を膨らませております。




ここで 『舞姫』のお話を 少し紹介させて頂きます。


森鴎外の作品に同タイトルの小説がございますが、 

この作品とは、なんら関係がございません




制作・主演の石橋直也が書き下しました、完全オリジナル作品です。



昭和23年。世の中が帝銀事件と云われる、不可思議な猟奇的な事件で 混沌として

いる中、それらの取材に携わっていた日本新聞社に、連載小説を書いていた、

荒木又一郎 と云う人物がおります。




荒木にある人物から出紙が届き、ある場所に呼び出されます。



そこはうらびれた、明星座と云う劇場。





そこで、いったい何が起こったのか。

いったい 荒木は 何をしようと思ったのか。


「舞姫」とはいったい何なのか??




舞台空間は荒木が書かれた 台本の中の世界に入り 現実と虚実が錯誤する

ミステリー現代劇。



先月 ル・テアトル銀座に於いて『助太刀屋助六 外伝』の 猿之助さん扮する助六に

助けられる新之介を好演した 石橋直也が 制作・脚本・主演。 




そして私 市川猿三郎が 明星座のオーナー兼 支配人兼 脚本家演出家兼、

役者の益田幸太郎。



さらに謎の少女 舞姫には 水谷豊さん 伊藤蘭さんの娘さんの 趣里さん



他に 田島優成さん 楊原京子さん 河内大和さん 小長谷勝彦さん 宮田幸輝さん


色んな分野の、多彩な俳優で織りなす ミステリー現代劇。



私のブログや メールでは 一部の方からのお申し込みを頂き

すでにチケットを 発送させて頂いた方々も ございます。 

ありがとうございました。



ですが、まだまだ、残席も多数ございますので 今後とも 何とぞ

2月『舞姫』の公演を よろしくお願い申し上げます。



チケットのお申し込み ご連絡は こちら

  enzaburou@yahoo.co.jp


猿三郎メールまで 


恐れ入りますが、ご希望の日にち、枚数、ご連絡先、配送先等を
ご記入いただきまして メールをいただけますように お願いいたします。

通常24時間以内には必ずこちらから 返信をさせていただいております。

万が一、私からの返信がございません場合は、メールが届いていない可能性も
ございますので、再度のメールをお願いいたします。



皆様のご来場 ご観劇 心より お待ち申し上げております。 


 
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