昨日は、感慨深い方たちと お食事をさせて頂きました。


こちらでも 何度か書かせて頂いておりますが、
私の50数年前(笑)の初舞台が 宝塚大劇場に於いての
宝塚新芸座公演『無法松の一生』でございました。


その初舞台を踏みました宝塚大劇場、そしてそれにかかわる

宝塚新芸座の人々を ずっと、追いかけて来られ 

何度かその同窓会を 催されてきた、辻さんと、久保さん!!




辻さんは『男たちの宝塚』の著者でもあられます。 

久保さんは元は 宝塚にも在籍しておられ 

その後は辻さんのお手伝いをされながら 新芸座に縁の方たちを 

探しておられました。



私が大学の授業をさせて頂いている、関係の教授の皆様から

色んなまあるいまあるい 繋がりが生まれ そこから今回の 辻さんが 

私に連絡をくださいました。




以前の新芸座 その中には 森光子さん ミヤコ蝶々さん 南都雄二さん 

いといこいしさん 笑福亭松之助さん 露の五郎さん 横山ノックさん 

そして 私の父 嵐冠十郎をはじめ 嵐三右衛門さん 市川小金吾(青虎)さん他


その後の漫才界 落語会の大御所たちと 歌舞伎の俳優たちが 一緒にこの劇場で
お芝居をしていた事が ございました。



同窓会自体は平成4年から毎年 続けられているようでしたが、

その間には 父を含め 鬼籍に入られた方が かなりおられる様になりました。



そんな中 歌舞伎関係の方でご存命の方が 居られないか?と 
私へ連絡を頂きました。


私は父が在籍をしていた新芸座当時は まだ子供の頃でしたので、

歌舞伎関係の新芸座在籍者としては 資格がないのかもしれませんが、

久保さんが持参されていた 『新芸座の記録』と云う 本の中にも

確かに私の初舞台の記録と共に 私の本名が記載されております。



子どもとはいえ 新芸座のお芝居 まして初舞台は 宝塚大劇場と云う事の 

証明が出来た事を すごく喜んで下さり、本当にお話が弾み 

あっという間の4時間でした。


辻さんは3日に、久保さん この日にご観劇頂いた後のお食事会でした。


新芸座 卒業生的な私が お芝居に携わっている事に 大いに喜んで下さり

「これからも 応援致します。」と嬉しいお言葉を頂きました。


そして来月の『舞姫』も知っている限りの友人に声を掛けてくださり 
ご協力を約束して下さいました。


ひとつのお芝居 ひとつの劇場での出来事が 色んなところで 

色んな方の繋がりが あるかと思うと、

ひとつの舞台もおろそかにはできないなあ~ と改めて 感じた次第です。


今日の写真は 昨日の食事会の後に 記念に写した一枚。

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左が久保さん 右が辻則彦さん


余談ですが、7月~8月にかけて 東京日比谷 シアタークリエで上演される

『男たちの宝塚』 


これに 先月 ル・テアトルでご一緒した、吉沢悠さん 上山竜司さんも
出演されると云う まあるい縁を感じます!!  


この舞台も 是非見に行きたいものです。