今日が終わって 残すところ土日の二日間。 

千穐楽は、もうすぐそこですです。

まだまだ気を抜く事は出来ませんが ゴールが見えてきたので 
ホッとしている気持ちは否めません 


6月の25日間 7月の26日間、四代目猿之助版『ヤマトタケル』は
合計51回。


夜の部の古典歌舞伎と違って 体力の消耗は、やはり著しいスーパー歌舞伎。


責任と重圧で大変な襲名披露公演、座頭の猿之助さんもお疲れの事と思います。


一番きついのは 後1週間くらいの時。
終わりも見えてくるけど、まだ 終わるにはかなりあり・・・

体力的にも 気持ちの上でも 非常にきつい時期でありますのが
正直なところです。
 

そんな中で・・・少し前にこんな事を・・・ 


後残りの公演、少しでも4代目猿之助さんに気持ちを和らげて頂こうと
考えました。





私の新大臣 直接 ヤマトタケルの命に手を下す様な事はしませんが、
いろんな手を講じて あらゆる画策をしている いやな奴!!


ヤマトタケルもはらわたが 煮えくり返っているのではないかと 
私自身が 思いました(笑)


想像ではおそらく 2幕の幕開きも 帝から蝦夷へ行けと云われ 

その裏には 皇后と新大臣が 裏で帝を操っていると 思っている事でしょう。


兄の大碓命の言葉ではございませんが、
「狩人=(皇后サマ)」を可愛がる「あるじ=(帝様)」ですので、
その狩人に使われている 私新大臣は さしずめ 猟犬?(笑)


帝や皇后の事を どこか信じていた(少なくとも1幕の間は・・・)
ヤマトタケルにとりましては、憎いのは どこまで行っても私??(笑)





となりますと、ヤマトタケルの気持ちとしては こんな感じ?(笑)


イメージ 1




今日は 猿之助さんの登場です。


私 新大臣をこんな風にしてやりたいお気持ちを察して(笑) 
一緒に撮って頂きました。


お願い致しまして ヤマトタケルの思いを
思う存分!表現して頂きました!!(笑)




これも、本編にはない 脇筋(=スピンオフ)です。


あと2日の 息抜きに 少し楽しんで頂けたらと思います。

こう云った息抜きではないのですが 「もし」 「たら」「れば」を
想像してみますのも お芝居ではないでしょうか?


そして、役者自身も、そういう息抜きや「たられば」話で盛り上がるのも
ある意味 活力になるのです。




2幕の中 幕が開くまでは 実は和やかな雰囲気でございます。

猿之助さん 中車さん 門之助さん そして私。 
そしてお弟子さん 付き人さん。 
後 朝臣4人   (笑) 


和気あいあいのメンバーではあるのですが・・・

幕が開くと 皆 人間が変わります!! それもお芝居かと・・・。 


あと2日 なんとか無事に、千穐楽を迎えたいものです。 
ご声援のほど よろしくお願い致します。