新橋演舞場 おもだかや襲名披露7月公演。


先月から引き続きまして、ますますのお客様のお越し 
本当にありがとうございます。

夜の部では團十郎さん 海老蔵さんが新たに加わって下さり 
演目もさらに重厚な物となっております。


ここで夜の部をご観劇下さった 皆様にひとつ 興味深いお話を・・・。



夜の部の『将軍江戸を去る』

ここに登場する 山岡鉄太郎と云う人物 
ご存知の方も多数おられる思いますが、

今月 中車さんが 襲名披露狂言として 
團十郎さん 海老蔵さんと渡り合っております。


徳川の江戸時代から明治に移り変わる時に 
重要な役割を果たした人物であると云うのは 
お芝居をご覧下さった方々には よくお分かりかと思います。


が この他にも 様々なところでこの人 登場を致します。


この方 任侠で有名な清水次郎長とも仲が良く
『勢ぞろい東海道』と云う映画では

片岡千恵蔵さんの清水次郎長 市川右太衛門さんの山岡鉄太郎と 
実名で登場致します。
(これは映画の中だけの フィクションではありません・・・笑)


そして もう一つ。

これは 私が 最近とても気に入って 毎週見ております
土曜日の朝にやっております 某番組(笑)

これを見たいがために ついつい 土曜日は張り切って
朝から テレビにかじりついております。


歴史の深い場所を 古文書をガイド?に 散歩すると云う
番組です。


つい数週間前は 銀座を散歩しておりました。

その時に 紹介されましたのが これ!!!

私も その番組で見るまでは、知りませんでした。



演舞場にも近いので、劇場への行き帰りに目にされる方も
多いでしょう。

ここで 劇場内での昼ご飯などを 買われる方も
おられるのでしょうか?



銀座4丁目のパン屋さん『木村屋』


その看板。



この題字は山岡鉄太郎により書かれたものなのです。


イメージ 1


写真はその木村屋の表の看板 


雨の夕方に撮りましたので 思ったよりも向かいのデパートの
外壁の模様が 写りこんでしまったのが 残念です。
実際は ストライプの看板ではございません。



気になって調べてみますと 案外 山岡鉄太郎の揮毫は
沢山あるようですね。


ちなみに 一方の徳川慶喜。

この方の文字を見てみようと云う方は・・・

日本橋に行ってみてください。

「日本橋」をいうその文字 そのものが 
徳川慶喜によるものです。


どちらも 新橋演舞場から 散歩には いい距離かも知れません



お芝居をご覧になる前か 帰りにでも ご覧になられるのも
また、一興かと・・・。(笑)