今日のブログは 実は 来月の事を書こうと思っておりました。

が、「撮って出し映像」ではございませんが、
どうしても 書きたいネタが出来ましたので、それを先に!!(笑)


何日か前より、舞台写真の販売が始まっております。
私本人は どの写真が 何枚発売されておりますのかは
実は 直接わかりません。

ので、今日観劇の人に確認してもらいました。

『ヤマトタケル』での出番は三か所、衣装は二枚。
ですが、照明の関係で 全く違った衣装に見えてしまいます。
(夢の場面では かなり青っぽい照明が当たっております)

そこで今日、自分自身の記録の為に 撮りましたのが この写真。


イメージ 1


二幕一場の 新大臣(おおまえつぎみ)初登場の場面。

新大臣としては この幕たった一言しかセリフはございませんが、
華やかな衣装に 身を包んでおります。



実は この衣装には ほんの一週間ほど前に判明した
大発見が あるのです。




二幕の幕が開くのを待っております舞台上で 立衣装さんが 発見しました。

私の衣装に使われております 帯や衣装を縁取っている?布地が 
ある方の衣装の表地 と同じなのです!!

(恐らく この衣装が出来た時には 衣装さんは
 ちゃんと意味を持たせて 作られていたのでしょう。 
 が、その当時直接関わった人は もう 今はおりません)

これって とっても 意味深(笑)ですよね。


さて、誰でしょう??


これ、すぐに 「ニヤリ!!」とされた方は 素晴らしい(笑)

「あれ??」「もしかして??」と思われた方も おられるでしょう。



わりと 舞台では 一人勝手に喋っている(笑)新大臣。
それこそ 友達いる?って 思われそうな(笑)新大臣。
冷静で 冷徹で 青い血の流れていそうな(笑)新大臣。


他の方の台詞の中に ヒントは ございます。

答えは!!


皇后(おおきさき)様 門之助さんなのです。


皇后の「お気に入り」で 権力の座に上り詰めた新大臣。

皇后が亡くなった時には「後ろ盾」をなくした新大臣。



さらりと 聞き流してしまいそうなセリフなのですが、
よくよく考えますと もしかして・・・(笑)

衣装で同じ生地が使われておりますのは その、もしかして・・・?(笑)



実は、この大発見がございましたので 「ブログネタ頂き!」
とばかりに 門之助さんに 衣装の布地と皇后の写真を撮らせて頂こうと
お願いしたところ、

「二人で撮った方が 分かりやすくない?」

と、おっしゃって下さいましたので、恐縮しつつ
某T二朗さん(笑)にカメラを渡しました。


ら・・・

「皇后様 皆が見ております!!!」

と冷静なはずの 新大臣でも 思わず云ってしまったのかも
しれません

(猿三郎的には 普通に並んで撮るとしか 考えてませんでした)


しかも T二朗さん カメラを構えたまま 
「構図がどうの・・」 「ちょいと暗い」とか
なかなかシャッターを押してくれません


段々と 皆が集まり始め・・・猿之助さんにも囃したてられる始末(苦笑)



さて、実際どのような「お気に入り」だったのかは
想像するしかございませんが・・・


こんな感じだったのかも・・・しれません


イメージ 2


あはは・・・



この衣装が出来ましたのが 確か 1995年の
段治郎さん(現月乃助さん)の新大臣の時。

その後、寿猿さん 欣弥さんが 同じ衣装で新大臣を やっておりますが、
その時の 新大臣は 皇后の「叔父御」。


今回は 三代目の猿之助さんの上演のバージョンに戻した所が多く、
新大臣の設定も 元に戻りました。


今、確認のために 1995年版のDVDを確かめましたら、
段治郎さんの新大臣 髭をつけておりましたね。

あれ??髭をつけてない新大臣は ここ20年ほどでは
私だけでしょうか?(笑)

案外 一番皇后に近い年齢の 新大臣なのかもしれませんね。





今日は 「ヤマトタケル」の スピンオフ(笑)


ですが、衣装の生地が 同じなのは紛れもない事実。

ちょっと 見づらいかもしれませんが、舞台上で是非確認して下さい。