来年1月の出演劇場と・・・貴重な写真。

一昨日　会社より１月の出演劇場の通達がございました。

２０１２年１月の私の出演劇場は　ル・テアトル銀座。２日～２６日。

午後２時開演、１回公演　金曜日だけ６時半開演。

坂東玉三郎さんの公演『口上』と『妹背山女庭訓　道行、三笠山御殿』

に、出演させて頂きます。

実のところ、松竹座かしら？浅草かしら？それともル・テ？と
思っていたのですが、　ル・テアトル銀座に落ち着きました。

お役は御殿の場に於いて、玉三郎さん扮するお三輪をいじめる　
所謂「いじめの官女」。（笑）

以前　歌舞伎座での公演の折にも演じさせて頂きました。

今年の１月に引き続き　来年のお正月も玉三郎さんの　ルテアトル銀座公演から
１年をスタートさせて頂きます。

話は変わりますが　だいぶ前に京都南座のお話をさせて頂いた時に　
かっての南座横には、現在の川端通りは存在せず　疎水があり　
そのそばを京阪電車が地上を走っており・・・

と云う　お話をさせて頂きました。

私も年代も忘れ　過去の記憶だけに書かせて頂きましたが、　
このブログの愛読者であり　時々コメントを下さる方が、　
貴重なお写真を　届けて下さいました。

その方のお父上が鉄道マニアで　たまたま京阪電車を写しておられた場所に
南座が写っていたので　送って下さったのです。

ただ　掲載のご承諾を　頂いて居ないのですが　
送って下さったのは　皆様に見て頂いても　良いのかな？　
と勝手な解釈を致しましたが、
もし　掲載していけないのであれば　お知らせください。

（ごめんなさい、事後承諾のような形で。
　あまりにも　懐かしく　嬉しい写真でしたので・・・）

送って頂いた写真は　これです。

南座の横を京阪（現在の一部の特急と同じオレンジと黄色の車両）が地上を走り　
少し見にくいかもしれませんが　四条通りには市電の線路がございます。　

そして車の向うには　かなり見にくいですが　市電の頭がかろうじて見えます。
（二台ほど　バスが続いておりまして　その後ろが　おそらく市電です）

昭和４０年代前半との事ですが　南座にかかっております　舟木一夫さんの
お名前の幟から　公演を遡りまして　調べましたところ、
昭和４２年２月か４４年４月と　分かりました。

私もまだ１０代で　この頃　故芦屋雁之助さんの喜劇座公演なので　
何回か南座に通っていた事はございましたが　
正直　市電の記憶まではございませんでした。

市電と京阪が　同じ高さの軌道で　交差していたのですねえ～

これは　私は　絶対に見ていたはずなのですが、なぜか記憶になく、
非常に　驚きをもって　写真を見せて頂きました。

貴重なお写真をありがとうございました。