連日、今月の花形歌舞伎に関する話題を書かせて頂いておりました。

今月、とても楽しくさせて頂いているのですが・・・
そろそろ 来月の劇場が 気になる時期になって参りました。




と云う訳で、来月の出演劇場とお役が決まりました。

11月は博多座に伺います。


團十郎さん 海老蔵さん 福助さん 右近さん 猿弥さん 

笑三郎さん 春猿さん  他の公演です。


(笑也さんは獅童さんの巡業に行かれるそうで 別行動になりますね。)



お役は 昼の部の『連獅子』の宗論の僧 遍念。 
もうひとりは 弘太郎さんです。

そして『与話情浮名横櫛』の赤間の子分、


夜の部は『楊貴妃』での兵士。

これは7月での報告の兵士とはまた違うお役で 
新たに作られた場面の兵士だそうです。


まだ台本は手元にはないのですが 出演劇場と お役が決定と云う事に
ホッと致しました。(笑)



おそらく博多座ではないかと 予想は致しておりましたが 
通達を頂くまでは 正直 ハラハラなのですよ。(笑) 


もちろん 予想に反して違う劇場になったとしても 
それは文句が言えないのですが・・・(笑)



そして 12月は私 会社に申し上げて お休みを頂戴いたしました。


実は、今月から来月にかけての京都光華女子大学の授業が 
後1日 残っているのですが この日をなかなか 決められずにおりました。


と云いますのは こう云う状況ですから 劇場が決まらないことには
初日、千秋楽が いつになるかわかりません

劇場によって初日千秋楽が違い それに準ずるお稽古日も変わって参りますから
迂闊に先に 大学の方へ連絡ができないのです。


それでは大学の方も予定が立たず、困られますから 
先に11月の末(千穐楽の後)に 授業の日を決めさせて頂きました。 


そうなりますと、必然的に12月のお稽古に入れなくなりますので 
ご迷惑をおかけしないように先に お休みを頂戴した訳です。 

 
京都顔見世に行けましたら 云う事はないのですが(笑)
私たちの方から そう云った勝手な事は出来ません(笑)



12月の休みは・・・2002年以来です。

ですが、2002年は、11月から引き続き パリ・シャトレ劇場での
『コックドール』の演出をするためにパリに行っておりましたので、
日本の劇場には 立っておりませんでしたが、実質的には 仕事でした。



なんと、その前の12月お休みは 昭和49年!1974年です。

・・・自身の出演記録を改めて調べまして 本当に ビックリいたしました。



愛之助さん、獅童さんが生まれてまもない頃。
まだ 2歳くらいでしょうか?

亀治郎さんなんて、生まれてもおられません(笑)



37年ぶりの 12月のお休み。


たまには 普段できない事でも やってみましょうか!