おもだかの花は 小さな清流のほとりに咲く 可憐な白い花。



昨日は 終演後に、ある食事会がございました。

食事会と云うより お食事をしながらの懇談会。


一門の筆頭である右近さん、そして猿弥さん 笑也さんをはじめ

私たちと、名題下さんたち 猿之助一門の人々。


(ごく一部の方は先約があったり 舞台上のアクシデントがあって
その確認作業が長引いたりと 急遽参加できない方も出来てしまいましたが・・・。)



そしてもう一人は・・・ 


来年6・7月の新橋演舞場公演で九代目中車を襲名される 香川照之さん



昨日のお食事会は 香川さんが催して下さいました。


先日の襲名発表以降では、私は ゆっくりお会いするのは 昨日が初めて。



実はその前日の15日(土曜日) 昼夜にわたってお芝居をご覧になられ

その折 幕間ではわざわざ それぞれの楽屋を訪ねて来られ 
ご丁寧に 御挨拶してくださり「明日 ぜひよろしくお願い致します。」と
おっしゃって下さいました。



その食事会での香川さんと一門との懇談。



直接、猿之助一門の弟子たちに これまでの経緯 猿之助旦那との事 
今度の入門の事 様々に悩まれた心中を 残さずお話してくださりました。


これはすでに以前から 香川さんは 右近さんと何回も相談され 
猿弥さん 笑也さん等 部屋子さんたちとも 話し合いが行われた上で 
改めて一門全員の前で・・と云う事で
今日の食事会になったとのことでした。


そのなかで 右近さんが 

「私共々 一門全員が 香川さん(これからの中車さん)を

 みんなで 支えて行きましょう。

 支えると云うより 一緒に頑張りましょう。

 それが 私たちができる 旦那への恩返しです。」と・・・


そこに居た全員が 改めて確認しあい 来年の襲名興行に向けての気持ちを
強く致しました。


マスコミなど 色んなところで 色んな憶測が飛び交っておりますが
一門のみんなは 逆に結束を固めたと 私は思います。



「一つ一つは 小さなおもだかでも
 
 束ねれば 太い幹と同じようにもなる事を

 みんなで示して行きましょうよ。」と 



そしてその後は 改めてみんな和気あいあいと ビールや料理を楽しみました。

私をはじめ みんなも香川さんとは旧知の友のように 楽しく懇談し
何気ない そんな事が とてもうれしく思いました。

時の流れが 硬く固まっていた氷山を溶かしてくれたと・・・・



今まで 新しい事に挑戦し続けてきたのが 私たちおもだかや。

さあ!! これから! 来年は忙しくなるぞ~!!(笑)


そんな中 ちゃっかり 香川さんとのツーショットをお願いした 猿三郎です(笑)

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私 なぜか、逆に必要以上に緊張しておりますね(笑)
今見て ちょっと 恥ずかしくなるくらい・・・



この昨日の事を 私、猿三郎のブログに掲載させて頂く事は 
右近さんも 香川さんも 快く承諾してくださり、
「是非書いてください」と云っていただきました。


ありがとうございました。