昨日 吉野山を後にしてから やはりここは行かなくては・・・
と思うところを 回り道で訪れました。
バイクはフットワークの軽いのがいい所!!(笑)
『義経千本桜』の主人公のひとり 「いがみの権太」
この権太の墓が下市にあると聞き 探して訪れました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190630/10/enzaburou/19/75/j/o0300040014486055524.jpg?caw=800)
え? 創作の人物の墓が なぜあるのか? ですって?
そんな野暮は云いっこなしです。(笑)
安徳帝は 御裳裾川(みもすそがわ 現在の関門海峡)で命をなくしますが、
そのお墓は日本全国 至る所にありますし
そのお墓は日本全国 至る所にありますし
追い詰めた義経も 衣川では命を落とさず 蒙古に渡って
ジンギスカンとなった。
なんて膨大なお話もあるのですから・・・(笑)
ジンギスカンとなった。
なんて膨大なお話もあるのですから・・・(笑)
そして近く?には権太に騙された 主馬小金吾のお墓もありました。(笑)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190630/10/enzaburou/d5/a0/j/o0400030014486055530.jpg?caw=800)
私の右手の下にあるのが 小金吾のお墓で 以前 演らせて頂いた
猪熊大之進をもじって見ました(笑)
猪熊大之進をもじって見ました(笑)
もっとも大之進も小金吾に 斬られて果てるので このあたりに
お墓があってもいいはずなんですが・・・(笑)
お墓があってもいいはずなんですが・・・(笑)
ただ この二つのお墓 確かに分かりづらく 訪れる人も少なく
荒れた雰囲気を漂わせており、近くの方でさえ だれの墓?
ってな感じで、あまり関心がないように 見えました。
荒れた雰囲気を漂わせており、近くの方でさえ だれの墓?
ってな感じで、あまり関心がないように 見えました。
物語の中のお話も 今では知っている方も 少ないのかも知れませんね。
そして 権太に小金吾とくれば やはり
「つるべすし 弥助すし」でしょう。(笑)
「つるべすし 弥助すし」でしょう。(笑)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190630/10/enzaburou/32/24/j/o0400030014486055537.jpg?caw=800)
本店にお邪魔を致し お土産用のお寿司を二つ。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190630/10/enzaburou/7b/ee/j/o0400030014486055541.jpg?caw=800)
鮎の姿寿司(上)と 同じく鮎のかば焼き風のお寿司(下)二つを 買って帰りました。
その時 当代49代目のご主人 弥助さんとお話を致し
ご主人も 私に興味を持って下さったらしく
「なぜ わざわざここへ?」と言われ
ご主人も 私に興味を持って下さったらしく
「なぜ わざわざここへ?」と言われ
実は市川猿之助一門 市川猿三郎である事を告げ
色んなお話を伺いました。(笑)
色んなお話を伺いました。(笑)
そして先代のご主人が 先代の中村勘三郎さんと一緒に 写っておられる
写真も見せて頂き 現在のご主人が 現 中村勘三郎さんと
同じように 一緒に写っておられる写真も 見せて頂きました。
写真も見せて頂き 現在のご主人が 現 中村勘三郎さんと
同じように 一緒に写っておられる写真も 見せて頂きました。
私も一緒に 写真を撮らせて頂きたかったのですが バイクで伺い
Tシャツでの姿では ご主人とは、とても恐れ多くて
言葉に出ませんでした。(笑)
Tシャツでの姿では ご主人とは、とても恐れ多くて
言葉に出ませんでした。(笑)
でも 師猿之助のお話も伺い
「随分前にお越しになって下さった事が あるのですよ。」
と おっしゃって頂き嬉しくなりました。
「随分前にお越しになって下さった事が あるのですよ。」
と おっしゃって頂き嬉しくなりました。
忠信 知盛 そして いがみの権太は うちの旦那の当り役!!
お店には 二代目鴈治郎さんの権太と 扇雀当時のお里(現坂田藤十郎さん)と
先代 弥助さんと 3人のお写真も 飾られてあり
江戸時代当時からの老舗のお店 と云う 印象を深く致しました。
先代 弥助さんと 3人のお写真も 飾られてあり
江戸時代当時からの老舗のお店 と云う 印象を深く致しました。
私も来た証しに この額の写真と 一緒に収まりました。(笑)
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190630/10/enzaburou/62/97/j/o0400030014486055546.jpg?caw=800)
お店の裏には 維盛塚 お里塚などもあり
そこも見学させて頂きました。
そこも見学させて頂きました。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190630/10/enzaburou/40/ab/j/o0400030014486055549.jpg?caw=800)
思いがけず 歌舞伎では重要な 当代のご主人 そしてお店と
お知り合いになれ 本当に感慨深かったです。
お知り合いになれ 本当に感慨深かったです。
そして 下市「村」を後にして 帰路につきました。
(現在は「村」ではございませんが、どうしても私には
芝居の 下市村 の気分になってしまいました。)
芝居の 下市村 の気分になってしまいました。)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190630/10/enzaburou/cd/37/j/o0400030014486055555.jpg?caw=800)
もちろん夕飯は この二つのお寿司を みんなで美味しく 頂きました。(笑)
明日は 歌舞伎ではあまり登場しない 吉野のもう一人の主人公のお話です。