もったいぶったタイトルから 今日は入りました。(笑)

今日は本当に暑い日でした。まだ6月なのに・・・。 


でも名古屋、大阪にくらぶれば、まだ 東京の方が気温は低かったのですね。(笑)

その暑い中 7月公演の今回の私のお役は 初役がふたつ。
(二つしか出ておりませんが・・・笑) 

昨年は初役続きでしたが 今年は半分半分でしょうか?


1月のル・テアトル銀座の「阿古屋」の捕手は 何回目かのお役。


2月の同じくル・テアトル銀座 昼の部「お染の七役」の鈴木弥忠太は初役。

亀治郎さんの久松の吹き替えは 何回も勤めましたお役。(笑)
もっとも 亀治郎さんの吹き替えと云うものは 後にも先に初めて。

夜の部の「女殺油地獄」の五郎九郎は初役。


3月の南座「獨道中五十三驛」の 赤堀水右衛門 雲助逸平は初役。
(五十三驛 何回も出ているのに 出るたびに初役が増えます・・・笑)


4月 こんぴら歌舞伎の「河内山」の近習「鈴ヶ森」の雲助は 
これこそお手の物。(笑)


そして6月 「新・水滸伝」の宋江は 2回目。


そして7月の 「楊貴妃」の急使は初役 
「吉例寿曽我」の奴 色内も初役です。


本格的に歌舞伎の世界に入りまして(大人として)もう40年強。

こんなに長い間 歌舞伎と云う世界に居りますのに
まだまだ 今までやった事のない 初役が たくさんあります。

歌舞伎と云うものは なんと 奥の深いものなのでしょうか?

また、次から次へと 新作も出て参ります。
なんと 大きな可能性を秘めたものなのでしょうか。

これだけ 同じ世界に居ても 本当に 日々こう云った事を
感じてしまいます。

まだまだ この世界は 永遠に0(スタート地点)? なあんちゃって・・・(笑)

そんな気のする 奥深い世界です。