今日からのNHKの大河ドラマ「江」には 
前から興味を持っていました。

興味は持っていたのですが、実際に見るまでは 半信半疑。


と云うのは 私はやはり戦国物が好きなのですが、
どうしても最近は あまりにもいろんな分野の戦国物が 流行りすぎて 
大河ドラマも 唯の視点を変えただけのものが 
多いように思えたからです。



で そう云った半信半疑で 第一話を見ましたが・・・

今回の「江」はそう云った視点の 明らかな変化だと思いました。


今までの女性から描いた大河ドラマ
(すべてを すべての回はみておりませんが・・)は
「おんな太閤記」や「篤姫」などは ある一人の女性の一生でしょうか。


もちろん それを否定する訳ではありませんが 
私 以前から思っていたのが 織田 豊臣 徳川を動かしたのは 
それぞれ男ですが その裏に居る重要な女性!!

ちょっとこのあたりは、私自身の感覚的なところがあるので
文章にするのが 難しいのですが・・・

今、歴史の連続を すでに知っている 私たち現代人としては
妙に 含みのあると云っていいでしょうか・・・

この「江」と云う人物の「血」には 一人の女性の一生を超えた
何かがあるような気がします。

それが 楽しみな今年の大河ドラマ という感じなのですが。
 


「お市の方」 

織田信長の妹ですが この人・・ 

歴史的な、具体的な事はさておいて

この人自身、自分の生涯が この後の豊臣 徳川300年に
大きな影響を 持って来る事になるとは 思っていなかったでしょうね。


この夫である 浅井長政は歴史的には 小さな大名で 朝倉との同盟の為に
義兄である 織田に滅ぼされ あえない最期を遂げていますが 
本当はこの浅井長政こそ その後の豊臣 徳川の政権を揺るがす 
DNAを与える事になるとは 小谷城で自刃した当の本人も 
おそらく思ってもみなかった事でしょう。


今日の大河ドラマの「江」 

まさにそこから始まった事に 私は拍手を送りました。



そして「江」誕生にまつわる 

お市の婚姻 浅井長政の苦悩 足利義昭の愚挙、
浅井の居城 小谷城の落城 「江」の誕生 お市と娘 
三姉妹の父との別れ。


あれよあれよ という 「江」の誕生にまつわるエピソード的第1回の放送が 
実に見事に1時間15分にまとめられておりました。


この1時間15分を1年間で見たいと思ったほど・・面白かったです。
(だからこそ、このスピードが 大河ドラマにはあり得ない・・・笑
 ちょっと 逆に戸惑ってしまうくらいでした。)


で 三姉妹を演じた娘
(子役三人・・・江の役は 赤子でしたが・・実にうまい!!)

また 茶々役の子役の娘さん 私はこの子役さんを見たのは初めてですが、
まあ、上手な事!教えられての演技ではなく、本能でしょうか。
今年の評判を取るでしょうね。 

こんな子供に あんなお芝居をされては 私たちはどうなるのでしょう?(笑)



そして、もう一つ。。。こちらは とっても個人的ですが。


私の大好きだった女優さん。
鈴木保奈美さん。

昔の役名でいつまでも 女優さんのイメージを持つのは
ある意味失礼なこととは 分かっておりますが・・・

私の中では 永遠の「赤名リカ」!!

そう「東京ラブストーリー」の あの彼女。


本当に大好きで その後も彼女のドラマを見ておりましたが、
何年ぶりでしょうか。

久々に テレビの中で見た彼女は、あの時のまま・・・

私の青春・・・には少し遅すぎましたが、第3回目?くらいの青春を
彩ってくれた彼女が 年齢を経ても 美しくある事に
感動を覚えました(笑)


何年、彼女はテレビの画面から 姿を消していたでしょうか。

再び こうして私たちの前に 前と同じに・・・
いえ、年齢を重ねて 予想をはるかに超える美しさで・・・現れました。
(かなり 贔屓目はお許しを・・・)


すみません、個人的感想が 長くなりました・笑


昨年の龍馬も 評判でしたが これからの「江」も またまた楽しみです。