今日は、本当に暑かったですね。
練馬で38度とか・・・本当に?って感じです。

いつものように終演後、バイクで自宅への帰路の途中。

千石あたりで 信号で停車していたのですが、
走り出した瞬間に「ブシュ!!」という音が鳴り、
いきなり後輪の制御ができなくなりました。

パンクです・・・

運の悪いことにまだお盆休み中。

帰りの道中のバイク屋はことごとく盆休みで 仕方なく パンクのまま
自宅近くまで何とかたどり着き、 修理を依頼致しました。

暑さのあまりのパンクかなと 思ったのですが、違いました。
釘を踏んでいたとのこと。

熱い中でも少し ひやっとした 出来事でございました。




さて、今月第2部では『暗闇の丑松』が上演されておりますが、
この演目、2002年7月 猿之助旦那も歌舞伎座で勤められました。

お米は笑也さんで、私は幕開きに登場する 浪人 潮止当四郎
(今月は市蔵さんが勤めておられます。)を させて頂きました。



旦那のお芝居の中でも ちょっと異質なこの『暗闇の丑松』 

おもだかの一門でも 結構佳作な部分に入るのではないでしょうか?


このお芝居の舞台は 江戸四宿のひとつ、板橋。

ここは、江戸の入口ではありますが、厳密には江戸ではございません。
(江戸の後期では江戸として扱われるようなるそうですが)

お芝居の中でも「江戸に帰る」というセリフが出て参りますが、
おわかりでおられましたでしょうか?

ちょうど私の住んでいます所が 板橋宿。 

この中でも 上宿 仲宿 平尾宿と 三つに分かれておりますが、 
私の住まいは上宿あたり。

お米が首を吊りますのが仲宿あたりでしょうか? 


いまでもこのあたりは 賑やかな商店街で 
江戸時代当時 女郎たちが亡くなると埋葬されたという
文殊院は 今でも現存しております。


おそらくはお米も この寺に埋葬されたのではないでしょうか?

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今日の写真は そのお寺 文殊院の写真です。

我が家から本当にすぐ近くにございます。

今日はお盆の送り火 

『暗闇の丑松』に 出演した事もあり また今月の演目でもあり
そしてご近所と云う事もあり 女郎衆のお墓を 訪れました。

ここに埋葬されております女郎さん達にも 様々な物語があっただろうな 
と思いながら、お墓に手を合わせて参りました。



実は 実は パンク修理を お願いしたバイク屋さんが 文殊院のすぐ近く・・・ 

文殊院のことは 数日前からあたためていた題材ではあったのですが、
暑くてなかなか行く気にならず、二の足を踏んでおりました。

今日のパンク、これも何かの因縁か??

そんな気持ちも致しました。