今、 今日のお昼過ぎに 放映されておりました 番組の録画を
見終わりました。


今日の2時からフジテレビで放送されておりました
「ノンフィクション さらば歌舞伎座 60年」
という番組です。


この番組、昨日 笑子さんから メールでお知らせいただいた
番組でございました。


出ている裏方さん、俳優?皆さん 私たちにとっては 本当になじみある
そんな人たちばかり。


ある意味 とても身近な人々が・・・出演 (俳優さんだけでは?なくて・・・)



もうすぐ 歌舞伎座が無くなってしまう。


再建のための 閉鎖とは 気持ちの上では分かっておりますが
その場が無くなってしまうという事が。。。。

はたして 私には 受け入れられるでしょうか。(この番組の人々とともに)

もちろん 受け入れなくてはなりません。


でも、、、、、




いえいえ、新しい歌舞伎座の舞台に 立つ事が出来る幸せを感じながら
これからの三年、頑張って参りたいと思います。



歌舞伎座の新たなる旅立ちを 当事者として考えさせられた
そんな番組でございました。


笑子さん ありがとう!!

知らなかったら 見逃していたでしょう。





そして その番組を放映している、まさにその時!

実は 私も 新しい出発点に立っておりました。




本日、紫派藤間流の 新名執式が赤坂でございました。



一門の数人とともに この式に 臨ませて頂きました。


他の方々は それぞれ 各ご方面で正式に御披露の御報告を
されると思いますので この場では 私個人のみの ご報告とさせていただきます。



この日 紫派藤間流の家元であります「二代目藤間紫(市川猿之助)」より
直々に 藤間の舞踊の名前を頂きました。





紫派藤間流 藤間三猿(ふじま さんえん)





本日より名乗らせて頂く事になりました事を 
ここに御報告致します。



歌舞伎俳優として、藤間の舞踊の名を執らせて頂くという事は
いまの私にとりまして これ以上嬉しい事は ござません。



この日 ある方から

「今日からは 舞踊教室を開いて 人に教えてもいいんだよ。」

ということを 伺い 

新たなる一歩 重く受け入れていきたいと存じます。




歌舞伎役者として 数十年。

ここで 新しく ある意味「舞踊家」としての 第一歩。


不思議な感覚もございます。



新しい第一歩として 

市川猿三郎、 藤間三猿  そして 本名・松岡延夫・・・(笑)


踏み出していきたいと思っております。




今後とも よろしくお願い申しあげる次第でございます。


今日の一枚は 緊張の名執式です。


イメージ 1