ここ数日、4月とは思えない冷たい雨の降る日が続きますが、
皆様、お風邪など召されてませんでしょうか?


新橋演舞場の公演も 残すところあと7日 12公演となりました。

ある意味正念場。
一日一日 大切に勤めております。





一昨日のブログで このお芝居 結構パロディがあり 
箇所箇所で 通の方の芝居心をくすぐると申し上げました。


そんな中で 役者さんの方でも 皆様をくすぐるお役で登場するのが
今日のブログの主人公 市川笑三さん 扮するところの 
鷺坂伴内です。


先日の猿紫さん扮する お槇と道行と洒落込む 伴内。

お役らしく 漂々とした雰囲気は この人ならではのものでしょう。


笑三さんファンの方も 大勢おられると思います。(笑)



伴内としては 1幕だけの登場ですが その他の場面にも
笑三さんは、たくさん出演いたしております。 




彼は舞踊会でも 故紫先生の「雷船頭」で 相手役の雷を勤めたほど
内輪では かぶり物 縫いぐるみをやらせたら 
右に出るものなしと 云われるほど 
隠れたキャラクターを持つ 貴重な人で 
本当にみんなから好かれる人柄であります。 


こちらのブログでも、
『傾城反魂香』のや 『獨道中五十三次』の大猫
紹介させて頂いておりますね。



今日の写真は その笑三さんの幕開きの扮装 鷺坂伴内です。

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今回はチョイ役の伴内ではありますが、 
本来の『仮名手本忠臣蔵』の進物場

そして勘平を捕えに来る 三段目 落人の伴内も
一度 本格的に見てみたいものですね。