一日 一日と 暖かくなってまいりました。

ニュースでの天気予報の 予想気温を見ますと、春の訪れが感じられます。

が・・・来月の稽古開始の日が 週間天気予報で 表示されるようになると

この充実した お休みの日々が 終わってしまうのが 悲しいような・・・
新しい舞台に 立てるのが 楽しみのような・・・

複雑な気持ちになってしまいます。



とにかく、休みの間は 休みを満喫して なるべく普段の劇場公演中には
行きたくても いけない所に行こうと、 出歩く日も多くなります。



先日は、少し暖かい予報になっておりましたので、
久しぶりにツーリングに 出かけました。


買い物や雑用に 近場では乗っておりますが、遠出は本当に久しぶりです。



遠出と申しましても、50キロほどでしょうか?

約2時間強の道のりで チョッとした江戸へ 行ってきました。




茨城県つくばみらい市にございます「江戸ワープステーション」というところです。



私が ここを知りましたのは 一年ほど前でしょうか?
J-COMの番組で ここを紹介している 番組を見たのがきっかけです。

江戸時代の 街並みのオープンセットが 展示されているとのこと。


興味を持って 調べてみますと、様々なドラマや映画の撮影に
使用されている事が 分かりました。


その後、ドラマを見ておりますと・・・
なんと、ここを使っている 番組の多い事か!!!


以前にも「ハマっております」と書きました、「JIN」や「坂の上の雲」
「居眠り磐音」シリーズ等々。

あ!!ここみたことある!!


と思う 場面で たびたび、ここでの撮影が 行われていたようです。



一度 行きたい 行きたいと思っておりまして、今回ようやく
行く事が出来ました。




関西の方や、修学旅行等で行かれた方には「太秦映画村」を想像されるかも
しれませんが・・・

(もっとも、私は 映画村以前の 撮影セットの時代しか行った事ありませんが・・)

「江戸ワープステーション」は もっと 質素と云いますか・・・
必要最小限のものでした。


そして場所も バイクか、車でなくては行けない 辺鄙なところでした。
(京都太秦映画村のような 交通便利な観光地になっていないのです。)
 

実際に撮影が 行われるときには 必要な大道具関係 のれんや小道具を 
持ってきているのでしょうか?

建物だけが そこに存在している・・・そういう雰囲気でした。



帰宅後、改めて録画してある 「JIN」を早送りしながら見たりしましたが、
あの空間が こうなるのか!!! と びっくりするというかなんというか。

(そう云えば 私が出演した必殺の劇中劇も 実は舞台は旧 南座なのです。
 あの現代の空間が 江戸の空間に変わる 撮影マジックを体験しておりました。)

 遠い遠い 思い出ですね。 (笑)


これから 時代劇を見るのが ますます楽しみになりました。




おりしも 私が見学に参りましたときにも 撮影が行われており、
園内の一部が 見学禁止になっておりました。

見学者は 邪魔にならないように 遠巻きに見ることしかできないのですが、
撮影のリハーサルの 合図、本番の合図など・・・・

逆に「本物の」ものを見せて頂いたような 気がしました。


このときに 撮影しておりましたのは 春から放映されるNHK時代劇。

ちょうど 行く直前に 新聞広告で 知りました

佐伯泰英さん原作の「まっつぐ~鎌倉河岸捕物控」でした。



この作品も 私 大好きで 現在発刊されておりますものは
すべて そろえております。


もちろん テレビのシリーズも 見ようと思っておりましたところで
ますます、放送開始が 楽しみになりました。




普段、舞台上では 江戸の世界に生きておりますが、
太陽の下、舞台の奥行き以上の 3Dの空間の中で、
江戸の世界を 久々に体験いたしました。


往復の 気持ちのいいツーリングとともに 楽しい一日でございました。


今日の写真・・・1枚目は皆様 テレビでよくご存じの 日本橋のセットです。

(撮影中だったので 横からの写真ですが 何かの時代劇を見たことのある方なら 
 ああ ここ!! と よくお分かりになると思います。)

イメージ 1



それと 街並みは閑散としておりますが 撮影となると 俄然 賑やかな江戸の町となる
大通りです。



イメージ 2




そして 久しぶりに愛車と旅をした私です。 

 
イメージ 3
   


私も来週からは この江戸の空間に またまた 入って行く事になります。(笑)