韓国への旅 二回目です。


前回の最後に「続きは明日」と書きましたのに、昨日は更新ができず
申し訳ありませんでした。



実は今回の旅行ですが、大阪在住の 中学時代の友人 H夫妻と一緒に
旅を致しました。


私たちは 東京、成田からの出発、彼らは関西国際空港からの出発。


到着時間も違い、滞在期間も彼らの方が 短かったので、 
実際に一緒に 行動できたのは 1日半くらいだったのです。 

(ホテルは旅行社に頼んで 同じところの隣の部屋を取ってもらいました)


彼らと旅行をするのは 35年ぶりくらいでしょうか・・・
(昔 彼ら夫婦と私の三人で 黒部に行ったことがありました。)



私の父とも親交が深く、父の死を伝えた時は 本当に心から悲しんでくれ
電話越しに 私以上に泣いてくれました。 

今回の親友との旅は 感慨深いものがございました。





私たちの渡韓直前には 氷点下10度になった日もあったそうなのですが、
幸い、滞在中は 晴れ渡った日が続きました。


もっとも、外は常に氷点下で 寒いと云うよりも「(露出している)顔が痛い」
普段の東京の生活では 経験できない 世界を体験させてもらいました。





そんな中、親友達と4人で まず訪れましたのは、景福宮。


ここは、詳しいことは あえて省略させていただきますが、
父の思い出話の中でも 本当に 何度も出てきたところでございました。


たまたま家人が 今から15年前に ここを訪れたことがあり、
その時の 写真を持参しておりました。


その時からは 随分変わっておりました。


父が見ていた風景は、確かに15年前の方が 近いのはわかっておりますが、
その変化と申しますか・・・

父の思い出は思い出・・・とは申しましても 歴史的に心が苦しくなるような
気持ちになってしまいました。




まあ、その辺の感傷はさておいて。。。。




まず、入ったときには 正面の建物に対しての 空間かな
(イメージするといたしましたら 浅草寺的な 感じ・・・)

と、思っていたのですが、先に進むにつれて どんどん 目の前に広がる
広大な空間に ただただ 圧倒されました。


入ったときには もっと小さいと 思っていたのですけど・・・・

大きいですね。本当に。


また、建物の色彩も、日本とは違い、私は行ったことはないのですが
テレビなどで目にします 中国のものとも 少し違うような。



でも、ヨーロッパとは 確実に一線を画しております。
同じルーツのアジアだ、同じ文化だ。
と感じずには おられませんでした。




また、敷地内 途中の池には 完全に氷が張っておりまして、
もしかしたら 上に乗っても 大丈夫じゃないかなと思うくらいのすごさ。


同じような「東アジア」の どこか懐かしい風景の中にも
確実に そこが日本よりも北に位置する 韓国の地であると
実感してしまいました。



北海道では もしかしたら 当たり前の風景かもしれないのですが、
東京では凍りついた池は もう 目にすることは ございません。


それが、ふと目を上に移しますと、東京となんら変わらない都会ソウルの
ビルが乱立する風景の 一端としてありますこと・・・・感慨深く 感じました。



折りしも、景福宮の正面では 「守門将交代儀式」が再現されて
おりました。


私が そこにつきましたのは、ちょうどその交代儀式が 終わったところ
だったのですが

着ておられる衣装に 持っている旗に どこか
「歌舞伎」をそして スーパー歌舞伎「新・三国志」の舞台を、
感じずには おられませんでした。

もっとも 一番近いのは 昨年見ました 宝塚花組の「大王四神記」ですが
これは 当たり前ですね(笑)



今日の写真は 景福宮の正面からの景色と

イメージ 1



守門将交代儀式でみた 武官です。

イメージ 2



実は、とても 興味を持ったのが この衣装の武器 太刀?の部分です。


日本では、刀にしても 太刀にしても 左腰 体の前のほうに 柄(つか)が来る形に 
はいておりますが (刀は腰にさすと申しますが 太刀の場合ははくと申します。)
これは 歌舞伎でも 時代劇でも 皆様 お馴染みの形だと思うのですが、

今回、写真でみていただきますとおり・・・
はき方が 逆なのです。

もち手の部分が 体の背中側にきております。



韓国流太刀に不勉強で 大変申し訳ないのですが、詳しい方がおられましたら
御教授ください。


この写真のように、左の腰に 剣をはいておられるのですが、
日本と同じように 柄を手前にはいている 方もいらっしゃるのです。



これの後ろ向きの柄は 一体 どのようにして 抜くのでしょう???


背のほうに 右手をまわして 後ろ手に 抜くのでしょうか???


韓流の 時代劇を見ればもしかして一目瞭然なのでしょうか??

みなければ・・・いけないですね(笑)




しかし、どうしても そっちの方に 目が行ってしまいますのは
役者の性でしょうか(笑)


今まで、韓流のドラマは あまり縁がなかったのですが、これを機会に
ちょっと見てみようかなと思っております。


ある方の 超お勧め(笑)の「王の男」という映画が
衛星放送で 週末に放映されるのを 昨日チェックしました。

まずは ここから・・・と思っております。



韓流の剣、太刀などのこと 詳しく 由来を御存知の方が いらっしゃいましたら 
教えてください。よろしくお願いいたします。