やっと晴天続きの そしてお盆休みも終わりの8月も16日となりました。


でも連日 新橋演舞場は大入りで 熱気を浴びた海老蔵さんの
『石川五右衛門』の舞台が続いております。


海老蔵さん 出ずっぱりの舞台ですが そこは若くても座頭の意地!!

お客様には、そんな素振は微塵も見せない 熱い舞台が続いております。



今日の終演後、私が帰るときですが 私は劇場正面玄関を横切り バイク置き場から
バイクで 帰路につきます。 

が、 お客様 だいぶ少なくなった時刻にも関わらず 私服の私に 
すれ違い様 「ブログ読んでいます。」とか  
会釈して下さるお客様が たくさん居られるようになりました。


バイクでの帰路も手を振って下さったり 挨拶をして下さる方も大勢居られました。


申し訳ありません 私 皆様のお顔を存じ上げず 皆様も私の素顔など 
お分かりにならないだろうなあ との気持ちで
ご挨拶して下さったのに もし、私が知らん顔で 通り過ぎる事がありましたら 
お詫び申し上げます。


今日の皆様には 余りにも突然でしたので 私も戸惑いがございました。

でも今後 もし機会がございましたら 今日のように気楽にお声をおかけ下さいませ。



さてお盆と云うことで 今日のブログですが、 今年は淋しい事ながら 
身近な いろんな方の新盆となってしまいました。


昨年 暮れに逝ってしまった父を始め

(父は、駿河湾に散骨致しましたので この時期の今回の地震は 
 何か気に入らない父が 暴れているのではないのかと 
 変な心配まで致しました。 ・・・笑)


 
今年のお正月 歌舞伎座さよなら公演 古式顔寄せで列座した 中村又五郎先生。

そして 父の偲ぶ会を催して下さった 藤間紫先生。

また 昨年の今頃は『新・水滸伝』で ご一緒させて頂いた 金田龍之介先生。

(すいません この方達は私にとって すべて先生と呼ばせてください。)



月日の流れは本当に残酷なもので 大事な方々を容赦なく呑み込んで参ります。



昨年の折には 今年 この方たちが居なくなるなどとは 微塵にも考えませんでした。



初めて迎える新盆も終え 皆様の魂は もうあちらに帰られたのでしょうか? 


私のうちにも 父だけではなく 列記の皆様 訪れて下さったでしょうか? 



今年のお盆は そんな事が気になって仕方ありませんでした。