今日は、たった一日の 貴重なお休みでした。

明日からは 「石川五右衛門」のお稽古が始まります。



貴重な一日 何をしようか これもしたい あれもしたいと
考えていたのですが・・・


朝は いつものように いつもの日常の時間を過ごし、
「やりたいこと その1」 例の接骨院に行きました。


体をほぐしてもらい、久しぶりの先生方との会話を楽しんで
ひとまず 自宅に帰ったのですが・・・


ちょうど 接骨院に行っていた時間に、書留が来ていたようで
不在通知が入っておりました。


余り 深く考えずに、再配達を自動音声で 依頼して・・・・





ハッと 気が付きました。





私が頼んだ再配達は 14時~17時。


その時点で昼過ぎ。


ってことは、郵便が 来ない限りは 17時までは、家にいるしか
ないってことです!!!


スポーツジムにも行きたい、普段いけない買い物にも行きたいと
思っていたのも どこへやら・・・・


ひたすら 郵便待ちの 一日になってしまいました(号泣)

自業自得なのですが、それでも「なんの因果か・・・」と
言いたくなってしまいました。





仕方ないので 自宅で ゆっくりと テレビ三昧!と腹をくくったところ
こんな 素敵な 作品に 再会いたしました。


『シンドバッド 7回目の航海』 

1958年度の作品で 私、6歳 大阪道頓堀の映画館に 
父に連れて行った貰った記憶が蘇りました。 52年前の作品です。 


この映画の衝撃は子供心に忘れられず 次の日の学校の図画の時間には 
この映画の一部 ドラゴンと一つ目獣人との戦いを 絵に書いた思い出がございます。


この時には 世界にはこんな巨獣と怪人が実際に居るんだと 思っておりました。
「恐ろしい~」 なあんて

なんとも幼稚ですね(頭 カキカキ・・笑)


今 CG作品盛んな折から見ると 作り方も ちゃっちいですし
二重写しも 一目瞭然です。 

でも私は ちゃちなこの作品が とてもいとおしく思えました。


今の人には考え付かない 1秒間を24コマに分けて 一枚ずつ 人形を少しづつ動かして
所謂 ディズニーのアニメと同じように1枚づつ撮影して 
人間の動きと合成再生するのです。


この作品を手がけたレイ・ハリー・ハウゼンと云う名人。

1コマ撮りの撮影をする人を それから 本当に調べました。 

数々の作品がございます。
 

シンドバッドシリーズの他 『アルゴ探検隊の大冒険』『タイタンの戦い』等々、



この方の作品では無いかも知れませんが、

戦前 『キングコング』と云う 1コマ撮りの映画でも 最高傑作がありますよね。


この方が云われた 最後の言葉 

「CGが出来て 私の役目は終わった もう人形を1コマづつ動かすことはない。
 でも1コマづつの方が 命を吹き込められるのに・・・。」


なんか その言葉が すごく印象的でした。 

もう、現在は デジタル時代。 

でもデジタルよりアナログ 私も そちら側の人間でしょうか? 
どうもCGの映画は 酔いそうで・・・ 

50年ぶりに見た 子供の頃を思い出させてくれる ちゃちな 偉大な映画でした。