昨年の今頃に お話を頂いたお仕事に、
貴水博之さんや その他の方たちと 一緒にさせていただいた舞台
「極付 森の石松」がございました。



上演自体は 十月の事でしたが、もう一年近くにもなるのですね。


その中で 様々な方々と その後も 交流が続いております。


五月に私たちが 中日劇場に出演しておりましたが、その次の月、
舟木一夫さんの公演に 山内としおさんが出演されておりました。
石松では、小松村の七五郎の役をされておりました。


ポスターで見たときに 「ひと月違いなんだ~」と懐かしく思いました。

劇場の制作部の方に、思わず伝言を御願いしたり致しました。


お互い、仕事で掛け違って なかなかお会いできませんが、
自宅は本当に近く(うちの窓から見える・・・くらい)ですので、
また、お会いしたいものです。


おさわちゃん役の 尾上紫さんも 
先月の国立劇場「西遊記」の際に お会いしました。




そして 今月、浅草の木馬館にて

夢の中での石松の子役をしていた 津川祀武憙(しぶき)君をはじめ、
不動倭(ふどう やまと)君、京津慶次(みやづ けいじ)君が

出演する一座の 『剣戟はる駒座 津川竜劇団』が 公演しております。



先日 それを見に行ってまいりました。


本当は、もっと早くに 行くつもりでしたが・・・
皆様 ご存知の通り、いろいろ ございまして(笑)、
ちょうど中日での 観劇になりました。


祀武憙君のお父さんが 津川竜座長、
お母さんが 晃大洋(こうだい はるか)さん。


このお母さん、石松の時には 私たち役者の 衣装担当で
お会いしていたのですが、その時には、女優さんとは露知らず・・・
(・・・本当に ごめんなさい)


昨年、その一座が築地の劇場での公演の折、見にいかせて頂きましたが
このお母さんの 役者ぶりに 圧倒されて、その芸達者なことに
目を見張りました。



私の中では、「衣装の事をあれこれと 世話を焼いてくださったあの方」が・・・



その期待を込めて 今回 また 改めて見に行かせていただきましたが、
期待を裏切らず、芸達者振りには 更に圧倒されました。



大衆演劇的には 私は古典的な 人情物・任侠物が好きなのですが(笑)
この劇団は 本当に天真爛漫、楽しませてくれる 劇団のように思います。


また、違った色の劇団に出会い、楽しみが増えました。



このブログを ご覧のお客様も もし機会がございましたら、
今月は浅草木馬館、来月は私のうちのすぐ近くの 十条篠原演芸場で
公演されております。

見に行かれては いかがでしょうか?


十条篠原演芸場は徒歩15分ほど(笑)
私も たびたび 足を運びそうな予感です。