昨日の続きとなりますが 学生さんたちに歌舞伎の隈取、先生方のお化粧 

それが終わり映像で実際の 衣装の雰囲気を見ていただいた後 
いよいよ 『西遊記』で使用している 蜘蛛の糸の実演となりました。


でも、国立劇場で使用している 本物の蜘蛛の糸は 
職人?技術により、作成され、数が限られているために
生徒さんたちに 実際に使用して頂く訳には 参りません


教授の先生に 「できれば見せて、やらせてみてください」
と言われ 何とかと思い・・・



見つけて参りました。(笑) 


パーティーグッズの中にそれらしいもの2,3点がありました。


それをひとまず、すべて購入いたしまして、実際に自宅で試してみて、
劇中で使用しているものと一番イメージが近いものを
大学へ持って参りました。

(数日前のブログで紹介いたしましたのが それになります。)


やってみたい生徒さんを募ったところ、
過去最高の志願者数!(笑)


そうですよね、蜘蛛の糸、映像で見た後は 投げてみたくなるのは
判るような気がします。



選ぶのも・・・ですので、先着順に 前に出てきて頂き
投げることにしましたが、ただたんに 投げるのではちょっと芸が無い。


そこで、的になっていただく方を お願いしましたら・・・・
的になってくださるトップバッターはなんと学長さん!


本来でしたらたっぷりの糸を 投げて貰いたかったので、
想定しているイメージでは、普通パーティで投げる糸
1セット使い、5つ分すべて投げてもらったら、劇場のイメージに
近くなるかと思っていたのですが。。。。

 
女子大生と言えど 女性の掌は本当に小さいですね。
5つくらいと思ったのが せいぜい二つ三つしか
掌に乗りません 

(若い女性の手で試してみたらよかったですね・苦笑)


合図と共に 蜘蛛の精になったつもりで 順番に10人ほどの人に投げて頂き 
みんな喜んでくれました。


最後は学長さん始め 先生方に糸を持ってもらい、
学生のいる客席に投げて頂いて 終了...



最後に私の勧進帳の説明の後『延年の舞』を踊らせていただき 
1時間半の講座は無事に終了。 


生徒さんはみんな とっても歌舞伎に関心をもってくれたみたいでした。


(早速 ゲストブックに書き込みしていただき、本当に嬉しいです。)


今日の写真は 生徒さんが蜘蛛の糸を学長さんに投げているところです。

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的になってくださった先生 本当にありがとうございました。