分身たちのお化粧

昨日のブログの中で　京都顔見世での『西遊記』上演の折　
孫悟空の分身が　出演していたような　誤解を招く文章を書いてしまいました。

この時の上演の折に　午後８時以降は子役さんの出演が禁止される法律が
すでに施行されており　この公演では子役さんは出演せず　
他の演出に変更されておりました。

昨夜のブログの箇所も訂正させて頂きましたが　
ここで改めて　お詫びと　間違いを訂正させていただきます。

でも　７年前のことが　そう思い込んでいたことに　少なからずショックを覚えますね。

人間の記憶の　なんと不確かなことか・・・

で　あるからして　またそれが人間のいいところでもあります。（笑）

一度、読んだ事のある本を買ってしまったりとか　
テレビで放映される映画を楽しみにしていたら　
すでに見たことのある映画だったりとか・・・ｅｔｃ

こんなことで　人が人を裁くことなんて　出来ませんよね（笑）

でも　人が人に接することは　大事なことです。

今日の写真は　人が人に接する　最たるもの・・・　子役さんたちのお化粧です。

名古屋中日劇場の時などは　私も子役さんのお化粧を担当しておりましたが、
今回　担当しているのは　女形の若手　笑野さんと　喜昇さんと　猿紫さんです。

１列に並んで　自分の順番を待っているのは　本当に可愛いですね。

舞台に出演する事だけではなく　ここでお行儀を習うことも　
子役さんにとっては大事なことなのです。