今日も銀座で1時からお稽古が行われました。

私は常に 歌舞伎座や 新橋演舞場で「銀座」と言う場所に
深くかかわりがございます。

もちろん、「銀座」と言う名称が、江戸時代の「金座」に対しての
物であると言うことは、存じております。


ならば果たして、「金座」と言うのは、今現在どうなっているのだろうと
ふと、疑問に感じました。



と言いますのは、またまた私の 愛読書の佐伯泰英さん
「鎌倉河岸捕物控」の中で 「金座裏の親分・手下」が大活躍いたします。


先の「金座」と 「鎌倉河岸」




今日は、お天気も穏やかで、接骨院に行った後、お稽古に行く予定でしたが
予想以上に お稽古場に早く着きそうな 感じでしたので、
ちょいと 寄り道をして 急遽、鎌倉河岸と 金座を巡るたびを
いたしました。


事前に調べて 一応知ってはおりましたが、
江戸時代の金座とは、現在の「日本銀行」であり、
「日本橋」から「常盤橋」

この旧常盤橋(現在の幹線道路の常盤橋の近くにひっそりとかかっております)
の一角が、江戸時代の雰囲気を残していることに 逆に驚きました。


三越劇場に出勤の際などに 何度も 通っているはずの場所ですが、
大都会の中に ひっそりと 隠れたように 厳然と存在する江戸時代。
意識を持っていかないと 気が付かないものですね。



小説の中に 出てくる商店や 時代の匂いのする風景は、
今現在も残っている デパートや老舗の店舗をモデルにしたものも
多々あるようです(あくまでも「モデル」だそうですが)


江戸時代の情景が、今現在でも、この大都会東京のビルの中に
見え隠れしながらも、存在していることに 改めて感心いたしました。



今日の写真は、江戸時代の雰囲気を残す「旧常盤橋」の一角と

イメージ 1


常盤橋から見た 当時の「金座(現 日本銀行)」です。


イメージ 2



・・・言い訳ではございませんが・・・(笑)
今日は、本当に思いついて 行きましたので、私お気に入りの
『江戸散歩・東京散歩』を持たずに行ってしまいました。

持っていたら、もっとたくさんの 発見があったと思います。


次回は、古地図を見ながら、もう少しじっくりと散策を
してみたいものです。