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今月の御園座 現在9日目を迎えますが 海老様人気で 
本当に満員御礼の状態が続いており ありがたい事だと 思います。


そして私ども 猿之助一門は 一旦はお稽古ために東京へ帰りますが、
来月も名古屋 中日劇場に出演させて頂きます。

今月のこの観客動員を 来月も続けられたら 云う事はないのですが・・・


今日 会社の方から来月の『東海道中膝栗毛』のお役を頂戴いたしました。


私 このお芝居はちょっとだけしか 知りません 演劇界で見たぐらいです。
まだ その頃は大阪に住んでおり 高校生だったと思います。


実はこの時期 大阪中座で故・芦屋雁之助さん 故・茶川一郎さんの
弥次さん喜多さんのお芝居には出演させて頂いているのです。

昭和40年(1965年)の事で 当時、私 中学生でした。


そして40年近く前 7月歌舞伎座公演で 師・猿之助旦那と吉右衛門さん 
その翌年は 宗十郎さんと 2年連続で上演された演目であります。

で、2005年9月には富十郎さんと吉右衛門さんが 歌舞伎座で上演されております。
 
いずれも抱腹絶倒の、喜劇歌舞伎であったと 伺っております。


映画や歌舞伎以外の過去のお芝居でも 弥次さん喜多さんの 道中記は
幅広い人気を得ておりますが、 猿翁旦那や先代段四郎さんも 
コンビで上演されているそうです。 


今で云う 旅番組風 お芝居とでも申しましょうか 江戸を発って京までの道中記

先月の『独道中五十三驛』とは 旅行過程が逆なのも面白いですね。

 
さて お役は頂きましたが まだ仮台本の状態で 詳しい情報はお伝えできませんが
右近さん段治郎くん扮する 弥次さん喜多さんが 路銀をなくし 
旅回りの一座に拾われ 馬の足に雇ってもらう件などが 面白く書いてありました。

また その一座の劇中劇で その馬に乗る旅役者の熊谷が 
アッと驚くような人で これは乞うご期待ですよ。

そして次郎長一家も登場します。 

そして私のお役!!! 昨年『極付け 森の石松』では次郎長をさせて頂きましたが、
今回 序幕は 泣く子も黙る槍の使い手 次郎長の一の子分 大政を・・・ 

そして2幕目は 旅役者の一座の頭取を演じさせて頂きます。

はたしてどう云う事になりますか?・・・  今日の写真はそのお芝居のチラシです。