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今日 最終2回公演も無事に終わり ホッとしております。

ラスト1回 明日は思い切り 舞台を勤められそうです。


今夜は本水の立ち回りに際して どうしても必要だったアイテムを紹介します。



一つは画面左 これはダイビング用 ウエットスーツのインナーです。

最近は少し暖かくなって参りましたが、初日近辺は まだまだ気温も低く
はじめ 役を頂き本水の中での立ち回りをと 会社から通達された時には
『うそ~!!』と 我が耳を疑いました。


と言うのは この『獨道中五十三驛』の公演 で 本水仕様は
今までは6月・7月とか 暖かい時期でありましたが 
今回は弥生3月。 
まだまだ 水は冷たく 舞台稽古の時に 
20トンの圧力の落水に びっくりしました。


そして真水の冷たさ・・・
ニュース23で 段治郎くんが 言っておりましたように、
この水、本当に水道水。冷たい冷たい状態でした。 


でも この前にある方から 

「冷たいのがそんなに心配なら 
ダイビング用のウエットスーツを着用したら?」と

アドバイスを頂き 公演に入る前に池袋の サーファー専門店で
購入しておきました。

それを着用しての 舞台稽古 冷たい水にもかかわらず それほど気にならず
立ち回りができました。 



私はなんとか ことなきを得たのですが 出番終了後 官太夫役の欣弥さんが 

「あかん 絶対あかん!! 寒すぎて 無理や!! 
衣装が水を吸って 体にくっつき 水のかけ合いの最中 
どんどん体温が低くなって行くのがわかる なんとかせな・・・」


と楽屋で言っておりましたので このウエットスーツを教えてあげました。
早速 同じ池袋のお店に 買いに行かれましたが サイズが合わず 
とり寄せとなり 通しの舞台稽古には間に合わず 
もう一日寒い思いをしたそうです。

でも 初日から着用され「うあ~ これ 全然 昨日と違う。」と 喜ばれ
千穐楽まで 二人で頑張れる事となったのです。(笑)


水の冷たさよりも、水から上がった時 冷たい衣装が 肌に貼りつき、
体温が奪われてしまう。。。
これが 本当につらく、回避できたのは 何よりでした。



そして 右上の小さなものは 耳栓です。 

実は 舞台稽古の折 プールに勢いよく飛び込んだのはよかったのですが 
その際 鼓膜内に 水が入り込み 鼓膜が圧迫され 2・3日 飛行機の中の様な
ほんとにどうしようもない 事態となり 病院へ通いました。

幸い その時は事なきを得ましたが 耳栓も欠かせないアイテムとなりました。



そしてもう一つは 水着や足袋など 水を吸った小物は 
絞っても普通の力では 絞り切る事ができませんでした。

脱水器は衣装さんが私たちの 衣装を乾かすために使っており 
個人的にどうしようかと悩んでいた時
ふと眼に付いたのが 家にあった野菜の水切り器。 
普段はサラダを作る時のものなのですが・・・これで絞る手間が省けました。

残念ながら、これは、明日でお役御免。
サラダのためには 新しいのを買わなければ・・・


この三つ。 箱根 大滝の場面での 今回 大いに役に立ってくれた
必須アイテムでした。

ちょっと頑張っている中での ネタばれですが お許しください。
明日は すっきりと終わりたかったので、一日前のネタばれに
しちゃいました。


明日 1日 もう1回だけ この三種の神器が活躍します。
明日見られる方、これ想像しながら 見ないで下さいね(笑)